図書アア ヒロシマ ノ ゲンバク000054565

ああ広島の原爆

サブタイトル1~10
編著者名
亀田 正士 著
出版者
亀田正士
出版年月
1965年(昭和40年)6月
大きさ(縦×横)cm
26×
ページ
14,278p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/Ka33
保管場所
閉架一般
内容注記
謄写版 著者の肖像あり
和書
目次

扉の題字(五井昌久先生)
口絵写真
題字
序文(永野嚴雄先生)
序文(濱井信三先生)
自序
 
第一篇 句集 広島原子爆弾
題簽(臼田亞浪先生)
序として(臼田亞浪先生)
(欠除=五頁・六頁)
爆閃(句集)(亀田富子)
小題(福島小蕾先生)
大紅蓮(句集)(亀田鳳年)
小題(臼田亞浪先生)
跋として(福島小蕾先生)
あとがき
 
第二篇 主として郊外から見た原爆
はじめに
大閃光を二度見た。大爆発音も二度聞いた。原子雲から火?の舌。黒流滔滔。ああ生ける屍の行列(亀田正士)
吉坂村で体験した原爆(二井上三郎)
爆弾投下か敵機旋回(髙橋浅一)
突然南の空に打ち広がつた火の粉(深川関太郎)
空に現われた三日月形のもの。母の身体が浮き上がつた。(栗原ヤエ子)
濛濛たる煙柱。尖端部の怪美。きのこ雲。黒雨。降下物(梶山正夫)
「ぱちーつ」という迚も大きな音。己斐峠を越して帰る怪我人達(山崎サトヨ)
三回の爆発と山形の火?(宮原岩男)
山鳴り。地鳴り(下野守人)
地鳴り。三っつの雲柱(小田サトミ)
赤黄青の光線。硫黄臭いかたまりが落ちた(井上爲吉)
緑線の妖光が次次駈け去つた(森豊久)
五色に似た六角?が流れ去つた(三芳ツネ)
路面一杯に這い広がつている青い火(伊藤勝秀)
日當りの路面に火?が炎え立つた(西倉二)
巨大な火の玉(谷田信登)
巨大な火の玉と土坊主(下土井信夫)
天空に啾啾。死魚をすくう學童たち(川西ムラ)
爆風の眼(原田實)
爆風山を駈け上がる(鈴谷清)
爆風海を押し渡る(伊藤等)
爆風が大樹を撓めて過ぎた(竹田一見)
爆風で帆柱が三っつに折れた(西本才吉)
私は中山隧道で被爆した(森川義信)
爆風で風呂敷包みが解けて、中の小貝が殻を開けていた(那須トキ)
爆風のいたずら(著者)
洋館は火?が内部へ吸い込まれた。煙と水の龍巻。雨に冷えてふるう(野村英三)
大火柱が二本見えた(益至)
私は、奇しき白い光の玉を三箇見た(大宗章一)
黄の光が3っつ飛び去った。爆風が二回(安光歳丸)
三回目の音で家が潰れ、御幸橋へ避難した(住田ヲチヨ)
怪雲と火の玉。一番目の煙、二番目の煙、三番目の煙、四番目は全市から(濱田数巳)
飛んで耒たのは爆弾の粒か。雲が山の八合目を巻いて南へ去つた(南原ミヤノ)
突然青田に露がきらめいた(下森ミヤノ)
黒雨に打たれて嘔吐し病床に就いた(脇田實藏)
あの日の午後、爆心地に行つた(廣藤正人)
主人は田舎に居たのに原爆症で死んだ(梶川シズコ)
衣服を透過して火傷した(溜箭宗平)
川底が見えた。燒ける福島町の松(山田正喜)
原爆直後原子爆弾であると聞いた(南原隆登)
ピカーッ、ドーンがピカドンになった(大上信造)
死体がたくさん漂着した(三浦武史)
光も音も知らないのに火傷していた(川島きみ江)
大閃光で火傷した(亀田富子)
私は被爆後数十日で原爆焦土に住みついた。草木も生えて成長している(川本福一)
おわりに
原爆被爆体験記録者の被爆時の年齢表
 
第三篇 被爆者達が試みた民間療法
はじめに
第一、火傷の薬として用いられたもの
附記、被爆による関係傷病の民間療法
参考までに-天然薬石と蛭石(ひるいし)
第二、原爆症等に餌薬として試みられたもの
参考までに
おわりに
 
第四篇 原爆に関する雑録
はじめに
原爆雑録
附記
ガリ版印刷を終えて