思い出の記

序（長部謹吾）
　
第一部　外蒙の幽囚－「暁に祈る」ウランバートル吉村隊－
　
第二部　平騒擾事件の想い出
　
第三部　随筆集
公害のない町ツェルマットの印象
昭和四七年六月ヨーロッパ旅行の折ふしの歌
不増不滅－父親の哀歓－
外国にある日本－新渡戸博士記念日本庭園の印象－
南太平洋ニューカレドニア紀行－天国に一番近い島というところ－
書き残しておきたいこと－満洲国司法部の思い出の一つ－
　
第四部　小品集
外蒙古の夏
富士見の早春
拓本
碓氷峠
私の経験
山紫水明のふるさとを誇りに
二冊の本
偶感
ある詩文
忘れ得ない人、宮尾さん！！
善隣と反省
　
第五部　妻の手記など
引き揚げ当時の思い出（山浦ひで）
母の手記と父母（矢崎操）
　
あとがき