図書エガカレタ ヒサベツ ブラク000054476

描かれた被差別部落

サブタイトル1~10
映画の中の自画像と他者像
編著者名
黒川 みどり 著
出版者
岩波書店
出版年月
2011年(平成23年)4月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
vii,206,5p
ISBN
9784000222853
NDC(分類)
361
請求記号
361/Ku74
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

序章 映画の中から浮かび上がる戦後部落問題
 
第一章 封建時代の亡霊/のしかかる「身の素性」
-「破戒」二つの映画作品から-
はじめに
小説のなかの「破戒」
映画化・演劇化への期待
「民主化」のなかの「封建時代の亡霊」
たちはだかる「身の素性」
おわりに
 
第二章 国策樹立要求のなかの自画像と他者像
-「人間みな兄弟 部落差別の記録」-
はじめに
記録映画を製作する-「正しさ」の追求
映像を振り返る
部落問題を映像にすること
「みじめさ」を映し出すこと
おわりに-当事者の語り
 
第三章 衝突する自画像と他者像
-「橋のない川」-
はじめに
嵐のなかの船出
権力との対峙-天皇制・警察・教師・地主
部落民の徴表-匂い・身体・人種
部落問題・部落民の表象-東作品と重ね合わせながら
おわりに
 
第四章 被差別部落の自画像~今へ
-「人間の街-大阪・被差別部落」/「家族-部落差別を生きる」-
はじめに
「部落の誇り」という自画像
自画像をめぐるジレンマ
突き出される結婚差別問題
おわりに
 
終章 今、問われていること
 
あとがき
索引