図書センゼン ノ ラジオ ホウソウ ト マツシタ コウノスケ000054472

戦前のラジオ放送と松下幸之助

サブタイトル1~10
宗教系ラジオ知識人と日本の実業思想を繋ぐもの
編著者名
坂本 慎一 著
出版者
PHP研究所
出版年月
2011年(平成23年)5月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
403,viip
ISBN
9784569796086
NDC(分類)
335
請求記号
335/Sa32
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

序論
本書が取りあげる問題-松下幸之助は〝誰〟から学んだのか-
日本経済思想史からの出発
実業家の思想研究に存在する問題点
松下幸之助の実業思想を研究する
「新仏教」という思想
 
第一章 「新仏教運動」からのアプローチ

明治・大正期における「新仏教運動」の概要
松下幸之助と新仏教運動の具体的接点
松下幸之助と新仏教運動の類似性
PHP運動と新仏教運動の相違点
小括
次章への展望
 
第二章 宗教系ラジオ知識人・高嶋米峰と松下幸之助

ラジオ放送の開始-昭和三年頃まで
ラジオ放送の展開と受信機の発達
松下電器の躍進と高嶋米峰の活躍
松下幸之助がラジオから受けた影響
小括
次章への展望
 
第三章 宗教系ラジオ知識人・友松圓諦と松下幸之助

青少年期の友松圓諦
友松圓諦と真理運動の展開
PHP運動、新仏教運動、真理運動の比較
真理運動の戦争肯定
小括
次章への展望
 
第四章 宗教系ラジオ知識人・高神覚昇と松下幸之助
-西田幾多郎と共に

高神覚昇の称賛
松下幸之助と西田哲学
高神覚昇と松下幸之助の人間観
小括
次章への展望
 
補章 河野省三の神道思想と松下幸之助

河野省三の事績と思想
松下幸之助の思想との比較
松下孝之助との相違点
小括
 
結論
本書の到達点
松下幸之助の思想研究における今後の課題
「ラジオの思想」の重要性
〝声の思想史〟の可能性
 
あとがき
索引