地図で読む戦争の時代
- サブタイトル
- 描かれた日本、描かれなかった日本
- 編著者名
- 今尾 恵介 著
- 出版者
- 白水社
- 出版年月
- 2011年(平成23年)4月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 263p
- ISBN
- 9784560081181
- NDC(分類)
- 210.7
- 請求記号
- 210.7/I46
- 保管場所
- 開架一般
- 内容注記
- 『地図で読む戦争の時代』主要参考文献:巻末
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに
地図に表わされた戦争の傷痕
地形図に描かれた空襲-名古屋
市街地に残る幅広い傷跡 建物疎開-鎌田、名古屋、京都
新宿の戦前と戦後
終戦直後の東京-渋谷
市電に「特急」が走った理由-東京、名古屋
「不要不急」とされた鉄道-京急逗子線、京王御陵線、高尾登山鉄道
戦時中に建設された「遠回り新線」-関ヶ原、北海道・大沼、松島
アメリカの「対日石油禁輸」で廃止された駅-弘前周辺
地名に残る「戦争の時代」-勝どき橋、各務原、福井・三六町
瓦礫でできた山 ベルリン大空襲の傷跡
植民地と領土を地図に見る
朝鮮の干拓地に記された日本の県名
台湾の農村を縦横に走る稠密な線路網
台湾の地図に点在する「警官駐在所」
「王道楽土・満洲国」の地図
「大東亜共栄圏」の地図記号
戦前の地図帳で世界を観察する
琉球政府の地図に見る尖閣諸島
北方領土の地図を両側から見る
ポーランドを引き裂く「独蘇新国境」
東ドイツの「偉人通り」はその後・・・
地図が隠したもの 秘匿される地図
描かれなかった等高線-横須賀
毒ガスは地形図の空白で作られた-広島
「禁断の地」を地図はどう表現したか 要塞地帯の民間地図-安房、呉、佐世保
徐々に霞んでいった要塞地帯の地図-呉、舞鶴
東京に広大な空き地? 皇室用地の空白
改竄された日本 戦時改描-大井ダム、足尾銅山、王子、横浜、
鶴見操車場、海軍火薬廠、西山油田
使用後焼却処分せよ 警告する地図-韓国・大田市、ロシア・沿海州
軍事施設はその後どうなったか
軍用地はその後どうなったのか-東京砲兵工廠(後楽園)、成増飛行場
軍用鉄道の生まれ変わり-新京成電鉄、東急こどもの国線、西武拝島線
地図上の大きな円形-船橋、戸塚
焼け跡の街に出現した飛行場-大阪、横浜
東京の軍施設はその後どうなったか-近衛師団司令部、
代々木練兵場、歩兵第一・第三聯隊
戦時中に造られた今はなき飛行場-藤沢、茂原、北海道・浅茅野
日清戦争で登場した路線-宇品港、大崎、横浜
日中戦争後に相次いで変えられた軍事施設駅名-各務原
街中にたたずむ長方形 射撃場跡地-東京共同射的会社、戸山ヶ原射撃場
あとがき
参考文献
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