「西の逓信省」始末記
- サブタイトル
- 秘話・原爆に屈しなかった逓信マンの記録
- 編著者名
- 通信史研究所 編
- 出版者
- 逓信新報社
- 出版年月
- 1982年(昭和57年)8月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 187p
- ISBN
- NDC(分類)
- 916
- 請求記号
- 916/Ts91
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 西部逓信総局日録・参考文献:p178-185
- 昭和館デジタルアーカイブ
序
発刊にあたって
はじめに
Ⅰ 西部逓信総局の胎動
数奇の事跡と貴い教訓
暗雲立ちこめる太平洋戦局
本土決戦へ決起
西部逓信総局の新設へ
総局の機構と陣容
首脳部の人物像
決死行、門出の別杯
そのころの広島市
Ⅱ 開設へ陣痛つづく
死神同伴の赴任道中
艦砲射撃で発車延期
全乗客を死地から救う
岡本総局長も郵便車で
銃弾を避けて車体の下へ
郵便車に閉じこもって
豊橋駅の焼け跡で野宿
仮寝の床もけとばされる
水を飲んで飢えをしのぐ
車窓からババッと弾丸
今生の別れに祖先の墓参り
愛児の霊の加護
東京から広島へ八日がかり
せき立てられて広島へ
郷里に別れを告げて
井上夫妻は重傷
すべて混沌
Ⅲ 突如、火を噴く原爆
八月六日、日本晴れ、風もなし
閃光、ついで火柱、全市地獄に一変
凄惨、目をおおう
吉田広逓局長ら殉職
被爆患者、広逓病院にあふれる
逓信施設と同職員の被害
Ⅳ 総局受難、不屈の闘魂
凶報、宙を飛び総局へ
六日の被爆による総局の犠牲者
松尾業務部長殉職
角 豊作殉職
井上正一一家全滅
空き缶たたいて葬儀
焼ける死体の目前で入浴
芳我父娘も爆死
松尾業務部長妻女の最期
吉田広逓局長妻女の死
広島逓信病院の献身的活動
妙齢女子職員の腿を無麻酔で切断
原子病に対して警告
戦局を憂えた松尾部長
Ⅴ 「西の逓信省」開庁す
総局の本営焼け落つ
早くも開業、広島郵便局
”西の逓信省”開庁式
終戦の玉音放送
逓信院の終戦処理
東奔西走する総局員
食糧補給に四苦八苦
砂糖塊がカンフル剤
飢餓地獄にあがく
広島や一灯もなし天の川
かいがいしい女子職員
Ⅵ 総局復活-昇天
あわただしまたも転勤
大雨の中で総局閉庁
総局は通信再建の基盤
京都終戦連絡委員会
京都事務所として復活
総局員らのその後
在天の御霊永久に安かれ
付録・西部逓信総局日録
参考文献
あとがき
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