図書ソウリ ノ ヒンカク 000054264

総理の品格 

サブタイトル1~10
官邸秘書官が見た歴代宰相の素顔
編著者名
木村 貢 著
出版者
徳間書店
出版年月
2006年(平成18年)9月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
277p
ISBN
4198622337
NDC(分類)
312
請求記号
312/Ki39
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

推薦の言葉
思い出のアルバムから
まえがき

序章 宏池会誕生
宏池会が設立されるまで
宏池会は安岡正篤先生の命名

第一章 池田時代(昭和三十二年~四十年)
池田vs.佐藤時代の幕開け
池田勇人の面罵は合格点の証し
「月給二倍論」から「所得倍増計画」へ
証言①-土曜研究会について
「宏池会の仙人」の予言がぴたりと的中
池田のキャッチフレーズ「寛容と忍耐」は大平の発案
伝説的存在だった「宏池会の仙人」
「実力者内閣」と「軽量執行部」
四代目の宏池会事務局長に就任
「お手盛り」で大臣の座を得た大平と角栄
池田の氏名で佐藤栄作が後継総裁に
証言②-池田総理の中国政策
手術の甲斐なく池田死す
証言③-卓越したリーダーシップ

第二章 前尾時代(昭和四十年~四十六年)
学者肌の前尾繁三郎会長
力をつけてきた鈴木善幸と伸び悩んでいた黒金泰美
前尾会長と大平正芳の対立
証言④-前尾先生と大平さん

第三章 大平時代(昭和四十六年~五十五年)
田中と大平は襖一枚の仲
田中・大平の二人三脚でまとめた日中国交正常化
証言⑤-中国の大平さん
「椎名裁定」で漁夫の利を得た三木武夫
証言⑥-「椎名裁定」の断面
大福が密約にサイン
証言⑦-大福提携の舞台裏
福田首相が密約を反故にして大福対決へ
難航した大平内閣の船出
十分の一も実現できなかった大平首相の「夢」
大福が激しい火花を散らした「四十日抗争」
衆参同時選挙戦のさなか大平倒れる
証言⑧-大平さんの最後の旅
大平存命中に「総理大臣臨時代理」にサイン
証言⑨-いまに残る大平先生の心
大平の死の床に遺されたハンカチ
証言⑩-大平さんの葬儀

第四章 鈴木時代(昭和五十五年~六十一年)
そのとき鈴木善幸の手は震えていた
証言⑪-善幸さんの手
「宗教星」をもっている政治家
意外だった行政管理庁長官人事
証言⑫-中曽根さんと行革
伊東外相辞任の衝撃
幕が開く前に時代が終わる
証言⑬-権力が求めた希有な政治家
鈴木退陣から四年たってようやく宮沢時代へ
宮沢と激しく戦った田中六助さんのこと
証言⑭-クビ斬り六さん

第五章 宮沢時代(昭和六十一年~平成十年)
最後のエース宮沢首相の誕生
「奥の間組」と「次の間組」のミゾが広がる
カンボジアPKOと天皇訪中
自民党の政権転落を招いた判断ミス
証言⑮-機転・向こう気・ユニークな発想
河野グループからの誘い

第六章 加藤時代(平成十年~平成十三年)
宏池会のプリンス加藤紘一
党内野党と化した宏池会
証言⑯-聞き上手は誰だ
宏池会事務局長を辞任する
宏池会を分裂させた「加藤の乱」
証言⑰-政界はジェラシーの海

終章 堀内時代(平成十三年~平成十七年)
堀内会長の誕生で宏池会に戻る
証言⑱-天下・国家を背負う気概、いまこそ
「大宏池会」構想へ向けて悠々として急げ

あとがき

付録-政治年表=宏池会の足跡