英霊背負って三十年
戦後史の貴重な一断面(日本遺族会会長・賀屋興信)
戦後史を語る貴重な資料(参議院議員・徳永正利)
塀かに対し心から感謝(参議院議員・迫水久常)
さらに誇り高き自覚を(参議院議員・大谷藤之助)
戦後史を綴る遺族の証言(参議院議員・永山忠則)
遺族問題に亡父の面影(参議院議員・橋本龍太郎)
日本民族の偉大なる指標(参議院議員・田村良平)
涙なくしては繙けない(参議院議員・大西正男)
尊い血潮が平和への礎(高知県知事・中内力)
若い人たちへの遺言(高知市長・坂本昭)
発刊に当って(高知県遺族会長・岩崎令子)
英霊背負って三十年
偉大なる父の航跡を顧る(石本昭雄)
夢に出てくる白衣姿の兄(中山俊子)
恩給低当の資金で闇商売(東山敏子)
慰問状が縁の懐かしい憶い出(小笠原八重喜)
英霊に誓った責務の一端を(前田秀喜千)
家財や衣類も薬代に替える(谷由賀雄)
雪の中に消えた謎の紳士(三輪奈美子)
針一本で支えた私の戦後(大村梅尾)
経済大国へ尊い命の犠牲(山中清美)
夢は亡夫を繋ぐ唯一の橋(戸田とよき)
夫と腰を下した記念の石(戸田千代子)
父の顔も知らない遺児の私(田村一二三)
英霊背負った私の三七年(正岡春恵)
弟よ・私の夢枕にも立って(深田まき)
武運長久と慰問袋に終始(松村廣)
朝は霜を夕は月影を踏む(岡本寿子)
第二の故郷となった沖縄(八田正千代)
嬉しかった初めての扶助料(野村利恵)
病床に託つ八年間の苦悩(下村勝美)
天皇陛下の大御心に泣く(原典子)
三十年間苦難の連続だった(氏原喜寿)
拙ない歌に託す私の心境(梅田美代子)
瞬時も脳裡を放れぬ倅「淳」(清水治喜)
思い出も懐かしい荒鷲特攻機(福永實)
十五歳で卒先志願した秀治(岡本秀一)
靖国法案の早期成立を祈る(酒井昌子)
本当に長い苦しかった三十年(浜口ヨシ)
忘れがたい故郷「沖縄」(上田千代)
悲喜交々に送った私の人生(刈谷寿子)
無我夢中で生き抜いてきた(公文音平)
亡夫を連れて四国巡礼に(西原貞恵)
息子戦史の長沙戦の死闘(池田豊美)
無口な息子の「お袋さんの詩」(吉岡美重)
嗚呼!十八年十二月一日(川上加彌美)
六年に六人の葬式を(岡村めぐみ)
靖国神社を政争の具にすな(山本清)
高知県遺族会高知市遺族福祉会の歩みを回顧する
八年の足跡を顧る(高知市遺族福祉会・笹川祐資)
十年の歩みを語る座談会(高知市遺族福祉会・合田朔三外)
十五年の足跡を顧みて(本会役員座談会)
最近十年の概要(笹川祐資)
遺族運動三十年(岩崎令子)
戦前回想(山崎幸雄)
遺族会のアルバムより
写真で綴る遺族会の歩み
あとがき(笹川祐資)
表紙題字(溝渕増巳)
扉題字(矢野美芳)
装丁(大野龍夫)
公務扶助支給一覧表
扉及挿画(弘松潔)
回顧録に就て