生きる幸福老いる幸福
ささやかな幸福をはりめぐらせて
ささやかな幸福を積み重ねて
元気に暮らす秘訣
生きている間は、充実した毎日を送ることが人間としての義務である。
くよくよしない。前向きの姿勢で生きる。目的をもって生活する。
長生きをして、しかも、ボケたくなかったらお洒落をして下さい。
若さに秘訣があるとすれば、現在ただ今を忙しく生きることである。
百歳になっても
百歳になっても
老年の生活の場所
心の充たされた生活には老後というものの存在する隙間はない。
人間は自然に平常心をもって生活していさえすれば長生きが出来る。
後悔しない、忘れる。一歩足を踏み出せばすべての行動が愉しくなる。
私は齢をとるのが自慢である。人間の寿命は百二十五歳まである。
希望に向かって
希望に向かって
幸福な明日の日
希望を発見することの上手な人は生活の上手な人である。
冒険心・好奇心は生きる証し。どこまで行きつけるか見本になりたい。
自然に逆らわず素直な気持ちで暮らせれば老いを愉しく生きられる。
思い込んだことはその通りになる。人はそのように努力するからである。
趣味は仕事です
趣味は仕事です
この人ならではの表現
仕事は愉しんでこそ生き甲斐になる。身になる。好きになる。
仕事に終わりはない。生ある限り、人は仕事を通して人生を学ぶ。
自慢上手は暮らし上手。私は何でも自慢の種にしてしまう天才である。
死の瞬間まで人間現役でありたい。百パーセント生ききりたい。
私は今生まれた
九十三歳の出来事
今、この時を
人間の体は、心が思った通りになるものである。気力が弱ると病気になる。
寝込まないためには用心が必要である。危ないと思って私は立ち上がった。
一日一万歩の健康法は、足腰を鍛え、私の愉しい生活の一部になった。
老いを自然に受け容れ、慣れることが愉しく生きるコツである。
愛のあるところ
愛のあるところ
九十四歳の誕生会
愛とは純粋な善意の現われである。愛のあるところには人が集まる。
料理は工夫次第。私は台所の費用のかからないことが自慢である。
自分の幸福も人の幸福も同じように念願する境地まで歩いて行きたい。
百歳になってもプランを持ちたい。それが生きている証しである。
あとがき