三重・浦戸海軍航空隊の最期

はしがき
第I部　三重海軍航空隊の日々
ミンミン蝉の大合唱に送られて入営
伝統ある航空隊入隊後のあわただしさ
きびしい訓練の始まり、隊外周の早駆け
ハンモックの思い出
課業一　高等数学
課業二　通信授業と震洋特攻隊の話
課業三　発光信号・旗?信号・手旗信号
課業四　カッター漕ぎと実弾射撃
体罰、総員罰直の功罪
夢のような昇進
三度のご飯と銀蠅の話
衣?の思い出
遅すぎた操縦と通信の職分け
　
第二部　浦戸海軍航空隊の生活
南国土佐への移転
半舷上陸、家庭料理の味
最後の甲飛十六期生の入隊
戦局の悪化、先任分隊長の講話
思わざる転進、ドカ練へ
土佐の人とのふれ合い
敗戦、そして浦戸海軍航空隊の最期
除隊と帰郷
マインドコントロールの悲劇
海軍甲種予科練習生たち
　
あとがき　国破れて山河あり