文化としてのテレビ・コマーシャル
- サブタイトル
- Cultural perspectives on television commercials
- 編著者名
- 山田 奨治 編
- 出版者
- 世界思想社
- 出版年月
- 2007年(平成19年)3月
- 大きさ(縦×横)cm
- 22×
- ページ
- vii,298p
- ISBN
- 9784790712541
- NDC(分類)
- 674.6
- 請求記号
- 674/Y19
- 保管場所
- 地下書庫和図書
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
序章 文化としてのテレビ・コマーシャル(山田獎治)
第I部 CM史を組み替える
テレビCMのメディア史―ノンフィルムCMの成立と衰退(高野光平)
日本の外タレCMの質的変化―スター・イメージ〝借用〟から〝逸脱〟へ(谷川建司)
テレビ黎明期のCMアニメの実態―ビデオコレクション「TCJの歴史」を手がかりに(吉村和真)
第II部 CMの読み解き方①―日常生活の表現
「的確な誤読」への依存―テレビ・コマーシャルに見る健康の科学(柄本三代子)
CM中の生活財を読む―描かれたライフスタイルと現実の物質文化(朽木量)
車への「まなざし」の変遷―ACC賞受賞作品一九六〇~一九九八の車輌CMをみる(山下典子)
広告がつくる「経験」―市場化の力と生きられたコミュニケーション(君塚洋一)
第III部 CMの読み解き方②―自然環境の表現
自然と広告―情報文化としての「自然描写」の意味と「自然」「環境問題」を表現する映像技法(関谷直也)
走る動物―従属と恐れの空間(ミヒャエル・フリットナー(翻訳 香坂玲))
テレビ広告のなかの環境・自然・アイデンティティ(アンダース・ハンセン(翻訳 山田獎治))
第IV部 アジアのCM
社会意識の壁―過去一〇年の中国における広告の受け手の研究(黄昇民・陳素白(翻訳 山田獎治))
韓国のテレビ・コマーシャル文化―日本との比較から見えてくる個性と交流(李珦淑)
第V部 CMの保存と公開
広告アーカイブとオンライン・サービスの構築―韓国広告情報センター(全俊九・金相俊(翻訳 金炳辰)
CMの保存と公開をめぐる討論(高野光平・谷川建司・丸茂巧・金相俊・赤間亮(司会))
第VI部 講演の記録
ある視点から―CM草創期における「日本天然色映画(株)」(要旨)(図師三千男)
POPするCM―世の中への弾じけ方を追う(要旨)(山川浩二)
CM製作における人間学(大林宣彦)
国際日本文化研究センター共同研究会「コマーシャル映像にみる物質文化と情報文化」活動記録
執筆者・翻訳者紹介
コラム1 映画からテレビCMまで―映画製作者から映像制作者へ(小川順子)
コラム2 「小劇場運動」から見たCM(ジャン=クリスチャン・ブーヴィエ(翻訳 飯田伸二))
コラム3 サントリーのCMと洋酒文化(呉咏梅)
コラム4 キャラクターを売る・キャラクターで売る(白石さや)
コラム5 商用CMと賞用CM(難波功士)
コラム6 テレビ・コマーシャルにとって音楽とは?(葉口英子)
コラム7 熱帯雨林の映像をめぐるオーディエンスの南北差(香坂玲)
コラム8 古典芸能を使った名作CM(赤間亮)
コラム9 〝黒髪の金髪好き〟のゆくえ(眞嶋亜有)
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