図書目録メイジ キュウデン ノ サンザメキ資料番号:000053788
明治宮殿のさんざめき
- サブタイトル
- 編著者名
- 米窪 明美 著
- 出版者
- 文藝春秋
- 出版年月
- 2011年(平成23年)3月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 239p
- ISBN
- 9784163739007
- NDC(分類)
- 288.4
- 請求記号
- 288/Y83
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 文献リスト:p237-239
- 昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次
ビジュアル構成 みやびなる明治宮殿
第一章 初音(はつね)
明治宮殿の新年行事の華は、あでやかな大礼服(マント・ド・クール)を身にまとった皇后と、その後につき従う少年たちだった。
第二章 花宴(はなのえん)
雛人形が明治宮殿に春を運んでくる。人形の周囲には突如にわかデパートが店開きし、皇后はこの時とばかりお買い物に余念がない。
第三章 蛍(ほたる)
天皇の惟一の趣味は和歌。御学問所の廊下に机を出して涼みつつ、三十一文字をさらさら封筒の裏紙に書きつけた。
第四章 紅葉賀(もみじのが)
内外の要人が招待される観菊会を天皇は苦手として、今年もまた理由を設けて「しかたなく」欠席した。
第五章 澪標(みおつくし)
最も重い神事である新嘗祭。いかめしい軍服姿の天皇は影を潜め、薄化粧を施した帝が静かに佇んでいた。
終章 雲隠(くもがくれ)
ぎっしりと埋まった人々は泣き崩れた。太陽が沈むと、明治宮殿は闇の中に溶け込み、やがて重々しい影となった。
あとがき
文献リスト
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