ブーゲンビル島兵站病院の記録
- サブタイトル
- 第76兵站病院付軍医大尉
- 編著者名
- 矢数 道明 著
- 出版者
- 医道の日本社
- 出版年月
- 1976年(昭和51年)7月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 267p,図版11p
- ISBN
- NDC(分類)
- 394
- 請求記号
- 394/Y16
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
一 応召・二等兵訓練の頃
そのままの姿で出発せよ―応召と訓練―
鬚(あごひげ)談義
大谷観音行軍の思い出
宇都宮陸軍病院に分遣と兵站病院の編成
二 フィリッピンの一年間
フィリッピン・ラモン湾敵前上陸時の恐怖
マッキンレー兵営で同志と邂逅
比島ロスパニョス温泉療養所
患者慰問の演芸大会
三 ニューブリテン島ラバウルとココポ
ラバウルの思い出
螢の灯台
印度素馨の花の匂い
戦後ココポ教会の丘に立ちて
四 ブーゲンビル島三年半の記録
一粒の麦
「カナカ」燐寸
偽年輪
ソロモン群島の貨幣
野草による集団中毒
いらくさ物語(蕁麻科植物)物語り
毒芋(天南星科)の中毒
ソロモン群島の蟬取り法
ソロモン群島の蟬取り法―後日譚―
ソロモン群島の「なまけもの」
南洋の植物
本田静六博士著「南洋の植物」を参謀長より贈らる
薬の匂い―日本短波放送―
ブーゲンビル島「ケ」号作戦の一翼
運命―わが従軍記―
わが戦死の誤報
コックリさん―敗戦記―
ブーゲンビル島、山本五十六元帥の墓
タピオカの根の突然変異
戦地における漢方講演会の思い出
まごころ―戦争遺児の宿願―
戦地における軍医分団研究会発表
戦地における高砂義勇隊と台湾勤労隊
五 南海雑記
序説
ボ島将兵を餓死より救ってくれたサゴ椰子の澱粉
食用植物、かんこんと南方きのこ
南海の原始医療と漢方・民間薬
六 ソロモン諸島戦跡慰霊巡拝の旅
ブーゲンビル島慰霊平和の鐘
ソロモン諸島戦跡慰霊巡拝の旅
パプアニューギニア外務次官、ジョーン・ブラウン氏に招かれて
ソロモン諸島戦跡慰霊巡拝団の日程表
七 続・南海雑記―戦後三十年ソロモン群島今昔譚―
はじめに
カシアアラタの群落
昔現地住民を苦しませた熱帯潰瘍
マラリアと現地住民の腹の大きさ
ラバウル湾と花咲山を望んで
トウ酋長一家の記念写真
八 戦時中の調査記録―ブーゲンビル島「兵要衛生地誌概況」の中から―
緒言
原住民の一般衛生調査成績
現地住民の原始医療状況
衣服、住居、給水、汚物処理並に水浴、温泉
栄養の問題
現地住民の風俗習慣の特異的なもの
戦時中「朝日新聞」「読売報知新聞」に掲載された報道記事
九 戦前・戦後の回想
戦後宇都宮を訪ねて
戦後台湾の講演旅行
十 行動の概要
第十七軍のあしあと
第七十六兵站病院本隊の行動―附、兵站病院将校名簿―
わが従軍日記抄
あとがき、南十字会のこと
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