図書オオツカ ジョシ アパートメント モノガタリ000053663

大塚女子アパートメント物語

サブタイトル1~10
オールドミスの館にようこそ
編著者名
川口 明子 著
出版者
教育史料出版会
出版年月
2010年(平成22年)10月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
203p
ISBN
9784876525119
NDC(分類)
367.2136
請求記号
367.21/Ka92
保管場所
閉架一般
内容注記
参考資料:195-200 大塚女子アパート年譜:201 索引:p202-203
和書
目次

プロローグ 落城
 
第一章 モダンガールのご出勤
月給五十円以上のキャリアウーマン
同潤会がターゲットにした「職業婦人」
襖で仕切られた生活からの脱出
レストランや水洗トイレ完備のおしゃれなアパート
「おひとり様」にとって快適な空間
屋上には住人専用のコンサートホール?
ドア一枚で守られたプライバシー
 
第二章 同潤会を悩ませた〈主張する女たち〉
同潤会の誤算
快適な生活を勝ち取るためのバトル
モダンガールに向けられた悪意
丸ビルが流行の発信地に
モダンガール=不良少女?
スキャンダラスな「丸ビル魔女」
モダンガールは社会運動でなく、個人の選択だった
 
第三章 この人たちのシングル・ライフ
時代の先端を突っ走って
姿を消した編集者二人
〈谷崎潤一郎の妻〉になれなかったモダンガール
谷崎が出した「再婚相手募集広告」
悪魔主義の作家との日々
「神」でもなく「玩具」でもなかった女
 
第四章 バイオリニストを育てた異国の住人
革命が連れてきたロシア人一家
ロシアから母と姉がやってきた
バイオリニストの揺籃となった部屋
戦争がユートピアを侵蝕する
四十二年目の帰国
 
第五章 怪しい女やフェミニストが蠢く美しい廃墟
エリートの住まいから低所得者の住まいに
「空室アリ」のビラが人生を変えた
ハイヒールを脱いで終電を追いかけた日々
曳家工事のとき閃いたインスピレーション
マイナスの人生がプラスに転じた
転がりこんできたフェミニズムのリーダー
適度な距離を保った近所づきあい
「あんなところにいるから病気になる」
〈母親〉でもなく〈主婦〉でもない視点
〈血縁によらない共生〉の原点
二つのアパートの異なったエンディング
 
エピローグ セカンドステージへ
 
参考資料  
 
大塚女子アパート年譜
 
人名索引