図書ウタウ コクミン000053658

歌う国民

サブタイトル1~10
中公新書;2075 唱歌、校歌、うたごえ
編著者名
渡辺 裕 著
出版者
中央公論新社
出版年月
2010年(平成22年)9月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
viii,293p
ISBN
9784121020758
NDC(分類)
767.7
請求記号
767/W46
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
参考文献:p2386-293
和書
目次

はじめに
《夏季衛生唱歌》の謎
「芸術」としての音楽?
本書の目指すこと
 
第一章 「国民音楽」を求めて
「国民づくり」のツールとしての音楽
『音楽取調成績申報書』にみる西洋音楽導入の理念
和洋折衷と俗楽改良
「日本オペラ」と歌舞伎改良
 
第二章 「唱歌」の文化
唱歌とは何か?
「国民づくり」の切り札としての唱歌
国民啓蒙のためのメディアとしての唱歌
 
第三章 「唱歌」を踊る
唱歌遊戯と「身体づくり」
唱歌遊戯と女子教育
民謡体操とラジオ体操
 
第四章 卒業式の歌をめぐる攻防
祝日大祭日唱歌と学校行事
《仰げば尊し》から《旅立ちの日に》へ
《仰げば尊し》の逆襲
 
第五章 校歌をめぐるコンテクストの変容
儀式唱歌と校歌
「校歌王」山田耕作
東大の「校歌」をめぐる顚末
校歌の現在
 
第六章 県歌をめぐるドラマ
「県歌」は歌われない?
《信濃の国》の奇蹟?―「中央」と「地方」のはざまで
「戦後民主主義」と県歌
《秋田県民歌》の復活劇
 
第七章 「労働者の歌」の戦前と戦後
「コミュニティ・ソング」としての「労働者の歌」
社歌と「工場音楽」
「うたごえ運動」と「国民音楽」
「うたごえ喫茶」
 
おわりに
 
参考文献