証言 第13集(1999)
〔巻頭言〕核抑止論に向き合う(今田斐男)
広島平和宣言(広島市長・平岡敬)
長崎平和宣言(長崎市長・伊藤一長)
特集 ハーグ世界市民平和会議とヒロシマ・ナガサキ
「至福の一〇〇〇年」に向けて―二十世紀を生きる者の責任(椎名麻紗枝)
・ハーグ平和アピール世界市民平和会議とは(編集部)
〔証言’99座談会〕ハーグ世界市民平和会議とヒロシマ・ナガサキ(長崎の証言の会)
世界の熱い人々―ハーグNGO会議に参加して―(西岡由香)
証言 消えることなき深き傷
私もあの煙になりたかった(本多雪子)
家族を求めて直後の爆心へ(深堀譲治)
忘れられない幼な子たちの死(証言者・脇浜渉)
壊滅した三菱兵器大橋工場から逃れて(証言者・福長春二)
原爆の脅威と犠牲者の苦悩(法澤芳)
聖徳寺の下での救護活動(証言者・石橋智栄子)
声なきこえ(岩村秀雄)
悲惨、長崎港の遺体引き揚げ(神木三郎)
絶ち切られた青春―動員女学生の手紙(立川絹江)
反核・平和運動 絶えることなく広がる運動
長崎から国連への平和大使
被爆三世が訴える「核兵器のない平和な時代を」―長崎「平和大使」の国連訪問に同行して(森口貢)
国連への平和大使となって―私の決意(石丸あゆみ)
国連への平和大使を勤めて(森川真衣)
ニューヨークへの平和の旅(向井恵美子)
戦争への可能性「0」の世界をめざして(松尾健司)
NACの活動レポート―子どもたちに未来を託して―(伊良子由美)
水平線の彼方へ―ピースボート地球一周クルーズに参加して(西岡由香)
核兵器廃絶を訴えたインド八〇〇〇キロの旅(片山明吉)
パキスタンの原爆展に参加して(築城昭平)
フランスにおける「平和の文化」活動報告(美帆シボ)
アメリカ市民に原爆を伝える(山川剛)
アメリカ陸軍訓練学校の閉鎖を求める集会に参加して―アメリカ平和の旅―(末永浩)
原爆童話「ところてんの歌」が取り持つ縁(鶴文乃)
核兵器廃絶を迫る日本のNGO運動―「東京フォーラム」と広島・長崎・首都圏市民集会レポート―(鎌田定夫)
教育と文化 未来に希望を持って
被爆くすの木と出会って(梅崎由紀)
修学旅行を通しての平和教育(兵庫県山南中学校)
心に響いた長崎修学旅行(椙山女学園高校/高志野中学校/久米田中学校)
私の平和教育―子ども達と共に考える平和教育を目指して(佐々野一弘)
城山小学校平和祈念館の開設を語る(内田伯)
原爆・平和の歌一六首(歌の実短歌会)
原爆忌俳句六十句(第四十五回長崎原爆忌平和祈念俳句大会作品抄)
〔短歌〕暗紅の雲(竹山広)
〔詩〕にぎりしめた手(石川逸子)
〔詩〕連詩の試み―追憶の残像―(山田かん)
げんばくしりょうかん(うめもとあい)
せんそう(つじもとまどか)
《’99夏・新刊書紹介》
『日本原爆論大系』『裁かれる核』『岩屋おろし』『新しき朝』『平和教育に生きる』
『ナチ原爆破壊工作』『戦争を語りつぐ』『二十歳のころ』
『広島・長崎の原爆被害の実相』『千日千夜』『核兵器廃絶への新しい道』
『ヒロシマに生きて』
〔資料〕
全国被爆者健康手帳交付者数等調べ
長崎市被爆者法区分分別表
被爆53周年世界平和祈念標語優秀作品
アメリカの臨界前核実験に抗議する
米ロ両国の臨界前核実験に断固抗議する
アメリカ・イギリスのイラクへの武力攻撃に抗議する
アメリカの度重なる臨界前核実験に抗議する
〔緊急声明〕新ガイドライン(日米防衛協力のための指針)関連法案の撤回を求める
コフィ・アナン国連事務総長への要請書―ユーゴ空爆中止と問題解決のための調停および緊急国連総会を
「国連事務総長への要請書」への返書
ハーグ平和のためのアピール会議「公正な世界秩序のための10原則」
■長崎の証言の会案内/「証言」第14集原稿募集
■編集後記(濱崎均)