図書ショウゲン000053646

証言 第12集(1998)

サブタイトル1~10
ヒロシマ・ナガサキの声
編著者名
長崎の証言の会 編集
出版者
長崎の証言の会
出版年月
1998年(平成10年)9月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
309p
ISBN
4811300890
NDC(分類)
916
請求記号
916/N21/12
保管場所
閉架一般
内容注記
発売:汐文社(東京)
和書
目次

〔巻頭言〕長崎の証言三十年と核廃絶への道(鎌田定夫)
核兵器廃絶を目指す国際法の課題―「ハーグ平和アピール1999」に向けて(浦田賢治)
日本本土と沖縄の平和の状況―「佐世保空襲・平和資料展」の写真撤去事件をとおして(石原昌家)
広島平和宣言(広島市長・平岡敬)
長崎平和宣言(長崎市長・伊藤一長)
〔証言’98座談会I〕長崎の証言運動三十年と今後
〔証言’98座談会II〕反核証言運動のあゆみと今後―広島・長崎の証言交流会(広島の証言の会/長崎の証言の会)
 
特集 あの戦争と原爆―戦後五十三年が問いかけるもの
わが家の戦争と原爆―学徒出陣で戦死した兄、原爆死した父母たちの記憶から(吉田孝子)
金順吉さんが問いかけたもの(平野伸人)
親子で平和を考える―歴史認識の共有をめざして(山川剛)
叙事詩劇「傷だらけの手」英語版―アメリカ三都市巡演の記録(若林彰)
フィリピン平和の旅(末永浩)
ベトナムへの旅(森口貢)
 
証言編I 次々と消えゆく命を見つめて
忘却できぬ原爆の記憶(平島勲)
すべては炎と灰の中に(そのニ)(田代那津子)
次々と消えゆく命を見つめて(斉藤正子)
ナガサキ・オキナワ53年目の証言(証言者 嘉数博/伊江和夫/平良明美)
茜色の雲(渡辺すが子)
日赤第七一三救護班「道之尾」での救護活動(証言者 西久保キクノ/山田冨江)
母と多くの学友を失う(丸田和男)
立ったまま焼けた牛や馬―ばあちゃんのひばく体験(証言者 山小路ミチエ/聞き手 山中浩/山中徹)
 
証言編II 半世紀経てなお強まる悲惨な記憶
兄 西尾進をしのぶ(松尾幸子)
いのちの障害をみつめて(友廣良子)
「原爆の子の像」に生きるサダコ―佐々木禎子さんのご両親に聞く(語り手 佐々木繁夫/藤子)
三たび許すまじ―九か月で被爆した私―(四ヶ所和美)
半世紀の追憶(郭芳村)
〈遺稿〉流浪の日々から(故 浜崎一民)
〈遺稿〉私の被爆と戦後―ヒロシマへ―(故 江口保)
 
反核・平和運動 たゆみなき歩みを続けて
インド・パキスタン訪問の報告―長崎国際シンポジウム(8月7日)での発言(杉本雅親)
ギリシャ訪問の旅から―ナガサキ誓いの火・灯火台建設十周年記念―(宮本圭子)
NACの二年間をふりかえって(梶田真紀)
ナガサキ原爆中心碑訴訟・電算処理訴訟(末永浩)
原爆の死没者を追悼 平和を祈念するとは(今田斐男)
 
教育と文化 継承と深化を求めて
千羽鶴―ナガサキ・フィールドワーク便り(三年六組)(岡本充子)
カッキーとともに―被爆柿の木二世を劇に(長崎市立川平小学校)
わたしの平和・人権教育開眼―長崎市立滑石中学校での実践から(小宮伸二)
ナガサキ修学旅行で学んだ平和(保谷高校/栗陵中学校/篠山東中学校/光が丘中学校)
「ヒロシマ・ナガサキ」ビデオから学ぶ(長崎市立小榊小学校)
闇のくらきにあま雲の(山田かん)
〔短歌〕原爆・平和の歌二十首(歌の実短歌会)
〔俳句〕原爆忌俳句六十句(第四十四回長崎原爆忌平和祈念俳句大会作品抄)
〔短歌〕生き合へよ(竹山広)
〔詩〕焼け焦げた弁当箱(辻八恵)
〔創作〕裁定(篠垤潔)
二十一世紀を核なき世紀に―インド・パキスタン核実験の警告(栗原貞子)
《’98夏・新刊書紹介》
『いいたかことのいっぱいあっと』『原発から風が吹く』『原爆ドーム』『「君が代」と国語辞典』
『私の反核日記』『THE CLOUD AND THE LIGHT』『THE SONG OF TOKOROTEN』
『核の20世紀―訴える世界のヒバクシャ』『長崎平和研究』一~三号
〔資料〕
全国被爆者健康手帳交付者数等
長崎市被爆者法区分分別表
97世界平和祈念標語優秀作品
アメリカの核実験強行にふたたび抗議する
松谷訴訟控訴審判決を受け入れ、国は原爆行政を直ちに転換せよ
ロシアの臨界前核実験に抗議する
第五二回国連総会に際しての日本政府への要請書
長崎原爆松谷訴訟における上告に厳重抗議し上告の即時取り下げを要望する
核実験強行に強く抗議し今後の実験中止を要求する
緊急声明・インドの核実験中止と世界の核兵器廃絶を要求する
再びインドの核実験に対して強く抗議する
緊急声明・パキスタンの核実験に強く抗議し、直ちに核軍縮・廃絶への協議開始を訴える
緊急声明・再びパキスタンの核実験に強く抗議し、即刻、核兵器廃絶への転換を訴える
■長崎の証言の会案内/「証言’99」原稿募集
■編集後記(濱崎均)