図書ショウゲン000053643

証言 第9集(1995)

サブタイトル1~10
ヒロシマ・ナガサキの声
編著者名
長崎の証言の会 編集
出版者
長崎の証言の会
出版年月
1995年(平成7年)8月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
308p
ISBN
4811300939
NDC(分類)
916
請求記号
916/N21/9
保管場所
閉架一般
内容注記
発売:汐文社(東京)
和書
目次

〔巻頭言〕被爆五十年、歴史は無意味に流れたか(鎌田定夫)
広島平和宣言(広島市長・平岡敬)
長崎平和宣言(長崎市長・伊藤一長
〔声明〕「国家補償」の精神に立つ真の援護法を(広島の証言の会・長崎の証言の会)
 
特集I 被爆五十年 ヒロシマ・ナガサキから日本へ世界へ
被爆者の自己再建と被爆者運動(伊東壯)
アジアからみた原爆投下―広島・長崎・日本に問う(陸培春)
恐怖のバランスシート―一九四五年八月と最初の核戦争がもたらしたもの(ナイジェル・ヤング)
〔証言’95座談会I〕被爆五十年・ナガサキから証言する
〔証言’95座談会II〕被爆五十年・ヒロシマから証言する
 
特集II アメリカ原爆展論争を考える
原爆体験の人類的思想化を(鎌田定夫)
原爆資料展に関する緊急要請書(長崎の証言の会/広島の証言の会)
驚きと怒りと恥辱の中で(ジョゼフ・ガーソン)
核のない世界のために(米国首都圏ヒロシマ・ナガサキ平和委員会)
強い関心と共感をもって(ドナルド・レイスロップ)
最終展示部「原爆と第二次世界大戦の終結」に関する勧告(バートン・バーンスタインほか八名連著)
原爆使用、内部にも反対が(ゲイラード・T・ハント)
〔詩〕慈悲深い国 アメリカ(栗原貞子)
〔声明〕再びヒロシマ・ナガサキの悲劇をくり返さぬために対話と寛容を(広島証言の会・長崎の証言の会)
米国での原爆展開催等についての要望書―長崎市長・市議会議長へ―(長崎の証言の会)
エノラ・ゲイ「もうひとつの展示」の呼びかけ(エノラ・ゲイ行動連合)
〔退役軍人協会との往復書簡〕
航空宇宙博物館の使命(トマス・J・キルクライン)
歴史の真実に立って対話と相互理解を(鎌田定夫)
全米の大学で「ヒロシマ・ティーチ・イン」を(アメリカ歴史家グループ)
ヒロシマ・ナガサキの暴虐に謝罪を(L・F・ラミレス/J・スタインバック)
〔アメリカン大学における基調講演〕
希望の広島―核兵器のない世界へ(広島市長・平岡敬)
ナガサキは最後の被爆地となり得るか(前長崎大学学長・土山秀夫)
広がるアメリカ人の原爆論争―ワシントン現地取材から(高橋信雄)
第二次世界大戦終結五十周年にあたり地球の平和を求める国際アピール
 
証言編I 五十年経てもありありと浮かぶ壊滅の日
城山国民学校の壊滅(三宅レイ子)
三菱兵器製作所所員の城山学校被爆記(中村実)
広島・ピカドンの真実を伝えたい―被爆五十回忌の年に(西原悦子)
原子野に妻と子どもを探し回って(中村三郎)
影も形もない米の配給所―五十年目の私の遺言(藤原ユキエ)
長崎上空に原爆炸裂(豊田米穂)
原爆―灼熱のあの日、あの時(六田正英)
叙情なき夏―被爆の語り部、前川襄治さんの青春(記録者・上村啓)
新婚四か月の妻は黒こげに(証言者・奈良崎新市)
八月十日 大村海軍病院で(山口シズ)
私の原爆体験記―昭和二十七年長崎民友新聞応募作品から
・一握りの灰を残して―母は原爆雲と共に去りぬ(永井誠一)
・お母さんを見たのはそれが最後でした(永井かやの)
・愛児は死んでいた―私はのろう人類の悪智恵(田川初治)
 
証言編II 半世紀、深く重い人生の中で平和を求め続けて
私の歩いた道(尾畑正勝)
私の被爆体験(五十年)―一日でも長く生きて被爆の証を(植松基)
被爆から五十年生きて(深堀美幸)
〔ルポルタージュ〕ある被爆者一家の死(後藤護)
〔随想〕五十年目に思う(吉山秀子)
 
絶えることなき平和の心 日本で 世界で―反核・平和運動―
ピース・アニメ「つるにのって」平和交流の旅(ミホ・シボ他)
谷本清平和賞とアメリカ人の良心(栗原貞子)
ながさき平和講座を開講して(今田斐男)
「平和の旅へ」を歌いつづけて―音楽による被爆体験の継承(園田鉄美)
NHK連続テレビ小説「春よ、来い」にかかわる問題発言を問う(片田芳朗)
花と平和を愛した前川雅美さんを偲ぶ(今田斐男)
日本の被爆者への手紙―アメリカの市民、子どもたちから
 
被爆五十年 なお強く燃える思いを―教育と文化―
墓碑が語る“原爆死”―長崎への修学旅行平和案内(広瀬方人)
あるアメリカ人の謝罪(富山女子高校一年・中川志信)
〔造形〕フレンドシップキルト―「反戦・反核の訴え」(富山女子高校三年生)
戦火の跡を訪ねて―マレーシア、シンガポールへの旅(中村智子)
〔漢詩〕被爆五十年に寄せる詩三編(白天/訳 小林文男)
〔イラスト・詩〕ぼくは思っている(レネ・シェーファー)
〔漢詩〕原子爆弾廃絶(豊田米穂)
原爆と占領軍と(山田かん)
短歌随想・被爆者とともに(その2)(是永光男)
原爆詠二十首(歌の実短歌会)
原爆忌俳句五十五句(第四十一回長崎原爆忌俳句大会作品抄)
〔短歌〕瓦礫のある川(中下煕人)
〔川柳〕ねばあもあ・ながさき(十善寺心太)
〔川柳〕慈悲深き(柴山亀六)
〔叙事詩〕追憶(石井民也)
「ああ浦上川」―私の証言と詩・曲(片山正行)
〔短歌〕陸に星ふる(浜松商業高等学校修学旅行団)
〔創作〕ホーム・ヘルパー(篠垤潔)
ピカ(岩手県山口小学校六年・千徳理恵)
〔’95夏・新刊書紹介〕『女子学徒の戦争と青春』『平和博物館・戦争資料館ガイドブック』
『中国人被爆者・癒えない痛苦、獄中被爆の真相を追う』『短編八人集・真夏日に撃たれて』
『絵で読む広島の原爆』『原爆児童文学を読む』『つっきれ下駄とズック』『ナガサキ、傷痕癒えぬままに』
『めがね橋とヤコちゃん』『ノー・モア・ヒロシマ』
『新版・ナガサキ一九四五年八月九日』『戦争責任論―現代史からの問い』
〔資料〕
94広島平和宣言
94長崎平和宣言
全国被爆者健康手帳交付者数等調査
声明・中国の核実験強行に抗議する
95世界平和祈念標語優秀作品
国民へのアピール
声明・フランス政府は核実験再開決定を即時撤回せよ
長崎市被爆者法区別表
長崎県議会各党会派じへの要望書
長崎市議会被爆五十周年決議
■長崎の証言の会・案内/「証言’96」原稿募集
■編集後記(濱崎均)