図書ショウゲン000053642

証言 第8集(1994)

サブタイトル1~10
ヒロシマ・ナガサキの声
編著者名
長崎の証言の会 編集
出版者
長崎の証言の会
出版年月
1994年(平成6年)8月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
336p
ISBN
4811300920
NDC(分類)
916
請求記号
916/N21/8
保管場所
閉架一般
内容注記
発売:汐文社(東京)
和書
目次

〔巻頭言〕核廃絶と平和構築への道(鎌田定夫)
〔声明〕核兵器の「違法性」陳述と核廃絶を求める要望書(長崎の証言の会)
 
特集I ヒロシマ・ナガサキと核廃絶への道
法の支配と人間性の支配―核兵器廃絶を目ざして―(松井康浩)
核廃絶への展望と明暗―核問題の現状と動向―(小川岩雄)
〔証言’94座談会I〕ナガサキは核廃絶に向かっているか
ヒロシマの理念・継承・施策への提言(ヒロシマ平和推進懇話会)
〔証言’94座談会II〕ヒロシマは生き残れるか
 
証言編I 今もなおたぎる思いの八月
原爆忌・忘れえぬ涙 三題(野中留吉)
追憶―戦争を知らない人たちへ(吉川正義)
放射能におびえて―人間の知能を越える恐ろしさ(永野博)
あの惨禍を風化させてはならない(箕田保)
原爆犠牲者五十回忌・六人の供養を(永野悦子)
自分史―原爆を語る(溝口逸男)
一枚の乗車券(馬場敏幸)
ケロイドは消えず―被爆五十周年を前に(樺島大蔵)
にくい原爆野郎、俺の青春を返せ(山本重太郎)
七人家族すべてを失った父(井手正信)
軍人を忘れて涙の救護活動(山野道雄)
初年兵の原爆被爆体験記(小早川守)
あの日よ、再び来ないで!―佐世保海軍病院諫早分院救護活動―(進藤政子)
悲しい原爆の思い出―佐高生・川棚からの救護活動―(山岡誠)
 
証言編II 苦しみ・怒り・平和への熱い思い
わが胸に刻む死者たちの声―「ヒロシマ・ナガサキを考える」旅から―(石川逸子)
加害と被害、ふたつのヒロシマを背負って(証言者・片山昇)
広がる被爆者の「自分史」運動―核時代を生きる人間の“協働”(栗原淑江)
死の淵から生を見出して(証言者・崎田昭夫)
被爆後十年目へ向けての私の怒り(吉山秀子)
父の終焉の地を求めて(今田斐男)
被爆柿の記に託す両親の遺志(諫山浩司)
「見捨てられた被爆者」の証言―韓国人被爆者たちの涙と怒り(平野伸人)
 
特集II 中国人原爆犠牲者遺族―ナガサキへの旅(中国人原爆犠牲者遺族を招く会)
浦上刑務所の中国人原爆犠牲者たち(鎌田定夫)
浦上刑務支所跡で無念の追悼式(竹下芙美)
中国人原爆犠牲者遺族歓迎会(末永浩)
強制連行生存者・趙五十さんの怒り―記者会見立合い記(平野伸人)
12・8原爆犠牲者追悼・日中不再戦の集い(濱崎均)
佐世保を訪ねる―真相調査と12・8を考える集い(鎌田定夫)
悲しみの鹿町炭鉱跡を訪れる(児玉哲郎)
最後の集い―鹿町集会(久志冨士男)
ナガサキから中国へ―新たな旅立ち(鎌田定夫)
 
ヒロシマ・ナガサキ 過去から未来へ―日本で世界で―反核・平和運動―
NAC・カナダから/アメリカから(植木由加里・中ノ瀬真喜子)
構成詩・私は歩いていく(長崎原爆松谷訴訟を支援する会)
いのちの証言(故 渡辺千恵子)
強制連行された中国人被爆者を訪ねて(川原洋子)
「被爆二世」とは何か―その現実と課題(吉岡雅弘)
“七三一部族展”繁盛記(溝口昌喜)
長崎はなぜねらわれたか―米軍資料「原爆投下報告書」を読む―(内田伯)
 
広く 深く 平和の心を―教育と文化―
「長崎平和学習」について(同志社国際中学校)
知覧への平和の旅―長崎県北高来郡高来中学校の平和教育(岡本博)
徐正雨さんの話を聞いた八・九平和集会(川副忠子)
長崎市立山里中学校での平和教育(末永浩)
隠された記憶/閃光の下で(田島治太夫/レネ・シェーファー)
今も「ヒロシマに歳はないんよ」―『にんげん』作者からのメッセージ(佐伯敏子)
ヒロシマの青い空―佐伯敏子さんの話を聞いて(佐々木順一)
小学生・中学生は訴える(井石浩/今川史子/渡辺優子/福田理香/平田祥子/須崎建/川原悦子)
短歌随想・被爆者とともに(是永光男)
ヒロシマからの報告一九四九/詩・わたすの母子像(栗原貞子)
反核・平和の歌(歌の実短歌会)
原爆忌俳句五十五句(第四十回長崎原爆忌俳句大会作品抄)
〈短歌〉時は過ぎにき(竹山広)
〈小説〉墓参(篠垤潔)
〔’94夏・新刊書紹介〕『ヒロシマ花一輪物語』『資料マンハッタン計画』『生かされて』
『平和の瞬間―二人のひろしまびと』『被爆者の死と生』『ヒロシマ・ナガサキ 死と生の証言』
〔資料〕
非核自治体数一覧表
全国被爆者健康手帳交付者数等調
長崎市被爆者健康手帳交付者の法区分別・男女別被爆者数
長崎市被爆50周年記念事業
ナガサキ被爆五十周年記念事業への要望書
■長崎の証言の会・案内/「証言’95」原稿募集
■編集後記(濱崎均)