図書ショウゲン000053641

証言 第7集(1993)

サブタイトル1~10
ヒロシマ・ナガサキの声
編著者名
長崎の証言の会 編集
出版者
長崎の証言の会
出版年月
1993年(平成5年)8月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
263p
ISBN
4811300912
NDC(分類)
916
請求記号
916/N21/7
保管場所
閉架一般
内容注記
発売:汐文社(東京)
和書
目次

〔巻頭言〕ヒロシマ・ナガサキの新たな意味(鎌田定夫)
広島平和宣言(広島市長・平岡敬)
長崎平和宣言(長崎市長・本島等)
 
現在から未来をみつめる
核冷戦は終わっていない―最近の核状況(服部学)
〔証言’93座談会I〕平和の発信地としてのヒロシマ・ナガサキ―被爆五十周年に向けての提言―
〔証言’93座談会II〕ヒロシマ・ナガサキの課題と展望
池田清一さんを偲んで(和田耕一)
 
証言篇I 炎と瓦礫をこえて
原爆の長崎ルポルタージュ・浦上壊滅の日(東潤)
原爆一閃・私の体験記―九死に一生・念仏に御仏の慈悲―(金子賢子)
私の八月九日―突然の不条理―(森田富美子)
長崎原爆の思い出―本河内から大橋へ、義兄を焼く―(本田エシ)
私の見た原爆―大草と長崎で―(立石マツ子)
地獄の絵巻―私の八月九日(蒲みどり)
兵隊たちが歩いていた町(西本宗一)
ひとことも音のしない世界―死の町に自分の足音が聞こえる―(井上良侯)
原爆遺構となった中町教会聖堂(村中寛一)
 
証言篇II 消え去らぬ八月・新たなヒバクの恐怖
記録映画「広島及び長崎に於ける原子爆弾の効果」について(井上壽恵男)
腕に残る時計の影(簾畑君枝)
被爆の語り部への思い(古川有子)
暑い夏の悪夢―長崎医大被爆記(新田一郎)
世界の各被害者は訴える
〔マーシャル〕きれいなロンゲラップを返して(ネルソン・アンジャイン)
〔アメリカ=ネバダ〕この恐怖を断ち切らなければ(プリシラ・エムペイ)
〔アメリカ=エニウェトク〕十七回の核爆発を目撃した(トマス・スミス)
〔旧ソ連=セミパラチンスク〕四十年間に三二〇回の核実験―汚染地域に住む十九万人―(核兵器被害者国際シンポジウム長崎実行委員会)
強制連行された中国人被爆者(宮崎安男)
 
根づくヒロシマ・ナガサキ―日本で 世界で―反核・平和運動
ピース・アニメ『つるにのって』ミホ・シボ
核実験被害地セミパラチンスクを訪れて(小西悟)
ヒロシマから学んだこと(ニマ・パテル)
UC学生は日本で何を学んだか(豊田利幸)
NAC大使活動記―もっと平和を―(西村陽子)
「元従軍慰安婦」とよばれる人びと―「いまなぜ韓国の旅」を振り返って―(久志冨士男)
原爆太鼓―もの言わぬ語り部の声を組曲に―(片桐啓恵)
 
浸透する平和の心―教育と文化―
私たちは心のヒバクシャ―長崎への研修旅行と平和学習の取り組み―(富山女子高等学校)
〔資料〕
お別れのことば―渡辺千恵子さんへ(河原紀子)
平和への誓い
平和学習を中心にした研修旅行のこれまでの取り組み
「原爆と車椅子―渡辺千恵子の生と死」を視聴して(今市絵理香/山中優子)
平和教育と修学旅行(今田斐男)
あの戦争を風化させてはいけない―下平作恵さんとの出会い―(栗木純)
生徒の心にのこる平和教育を―切り絵の共同制作を通して―(松本健吾)
長崎市の平和教育はこれでよいのか―山里中学校の平和教育研究発表会問題―(末永浩)
米国で読んだ「原爆の子」(アりソン・ポスト/ネーダ・ラタナワンサ)
「原爆の子」を読んだ感想に学ぶ(大屋詞子)
かず兄が死んだ(ひとり語り台本)(吉崎幸恵)
原爆・平和の歌(歌の実短歌会)
原爆忌俳句・八十句(第三十九回長崎原爆忌俳句大会作品抄)
児童詩
「少女へ」(臼杵かおり)
「時計」(松永加奈)
「キンモクセイ」(北梅剛吉)
「しゃしん」(松原由季)
「平和公園」(宮田明日香)
〔’93夏・新刊書紹介〕「青銅の下で―ヒロシマの語り部、沼田鈴子ものがたり」「“従軍慰安婦”にされた少女たち」
「原爆文学論―核時代と想像力」「ながさき碑めぐりガイドブック」「原爆遺構 長崎の記憶」
「今、なぜ韓国の旅―元従軍慰安婦の証言を聴く―」「医観遍路」「ヒロシマ随想―医師として被爆者として」
「戦争と平和の理論」「広島・長崎の平和宣言―その歴史と課題」「ヒロシマ・ナガサキ原爆写真・絵画集成」「原爆先生―ナガサキに生きる」
〔資料〕
声明・自衛隊よ故国へ還れ!
米戦闘艦の長崎入港を断じて許さない(長崎の証言の会)
全国被爆者健康手帳交付者数等調
ヒロシマ・ナガサキアピール(第三回世界平和連帯都市市長会議)
93世界平和祈念標語優秀作品(長崎市)
■長崎の証言の会案内/『証言’94』原稿募集
■編集後記(濱崎均)