図書ショウゲン000053638

証言 第4集(1990)

サブタイトル1~10
ヒロシマ・ナガサキの声
編著者名
長崎の証言の会 編集
出版者
長崎の証言の会
出版年月
1990年(平成2年)8月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
220p
ISBN
4811301900
NDC(分類)
916
請求記号
916/N21/4
保管場所
閉架一般
内容注記
発売:汐文社(東京)
和書
目次

〔巻頭言〕長崎の証言運動二十二年(秋月辰一郎)
 
特集 被爆四十五年―世界・日本とヒロシマ・ナガサキ
世界の中の「ヒロシマ・ナガサキ」(鎌田定夫)
〔座談会〕被爆45年=生き、たたかい、証言する―いまなぜ「ヒロシマ・ナガサキ」なのか
被爆四十五周年、日本の被爆者たちは今…(伊東壮)
被爆四十五年・韓国被爆者慰霊訪日団が問いかけたもの(中島竜美)
「本島事件」と現代日本社会の自由(渡辺治)
民主主義への銃弾―長崎市長銃撃事件ドキュメント(高橋信雄)
 
よみがえるあの日あのとき
瞼に残る川岸の青白き怨み火(芳岡章)
原爆がにくい(横山泰子)
家族を失い死線をさまよう(犬童ともよ)
永遠に消えない地獄の記憶―在米被爆者の証言(ベネブィデス・美智子)
 
この重荷を平和の証として
あの悪魔の光(大坂克子)
原爆遺族を三たび作らないで(井筒昭子)
三菱造船所で捕虜たちと被爆―入退院の果てに死んだ父(作久間洋子)
アンジェラスの鐘と共に(語り手・山田市太郎)
「おにぎり親子」は生きていた!―被爆、そして戦後―(広瀬方人)
磯部のまぼろし―原爆の記憶と幻想と―(浜崎一民)
兄の身代わり徴用で日本へ(語り手・梁永哲)
忘れられた中国人被爆者―北京在住・由明哲さんを訪ねて(小林文男)
被爆者として、人間として―人間らしさを取りもどすたたかいの中から(田川時彦)
 
ヒロシマ・ナガサキを心にきざむ
明日、あなたの愛が必要だから―ナガサキ・一九四五年八月九日(レネ・シェーファー)
ナガサキ―私の記憶とイメージ(レネ・シェーファー)
〔詩〕セミパラチンスクの女神―カリンベック・クユコフさんへ(栗原貞子)
戦争犠牲者に誓う―真宗大谷派東本願寺全戦没者慰霊法要にて(栗原貞子)
原爆・平和の歌(歌の実短歌会)
原爆忌俳句八十七句(隅治人/抄)
げんばくのこと(田口晃子)
世界の平和実現にむけて(橋口さおり)
姉たち母子への幻想(おおえひで)
「姉たち母子への幻想」によせて(広瀬方人)
民族の痛みと「痛惜」〔詩〕消えた(山田かん)
〔創作〕ぼくの二番めの人生(江口宣)
 
平和教育・反核運動―日本で世界で
長崎からの問いかけと日本の平和教育―第18回全国平和教育シンポジウム長崎集会から(鎌田定夫・末永浩)
平和教育の十カ条(根岸泉)
作文教育と平和教育―命・平和・人権・連帯の大切さをどうとらえさせたか(永山絹枝)
「天皇」問題をめぐる中学生の意見―本島長崎市長の発言から銃弾事件へ(末永浩)
生徒とつくる地域の平和教材―朝鮮人徴用工遭難事件をめぐって(岡村敏弘)
平和学習の中から育つ子どもたち(和田耕一)
スイス・バーゼル大学で「ナガサキ」を伝える(滝口みほ)
ソビエト「平和灯ろうの旅」(広瀬恵吾)
在米ヒバクシャの夏―アメリカ草の根運動の中から(据石和)
〔新刊書紹介〕『まっかな花』『授業=ナガサキ』『朝鮮人被爆者―ナガサキからの証言』
『平和教育実践選書』『ヒロシマ・死者たちの声』『広島・長崎からの伝言』『ヒロシマ花物語』
『社会文学・核と文学特集』『核なき明日への祈りをこめて』『連禱』『ヒロシマ・ナガサキから何を学ぶか』(岩永洋子/中村多香子ほか)
〔資料〕
全国被爆者健康手帳交付者数等
緊急声明・暴力による言論封殺に断固抗議する(長崎の証言の会)
思想・言論へのテロは断じて許されない(長崎県下各大学人有志一同)
厚生省「被爆者実態調査」報告の発表にあたって(日本被団協)
韓国原爆犠牲者追悼のことば(長崎の証言の会)
ヒロシマ平和宣言
長崎平和宣言
世界平和祈念標語(長崎市)
〔表紙と扉絵について〕心に架かる“長崎”と(原之夫)
■長崎の証言の会案内/『証言’91』原稿募集
■編集後記