図書ショウゲン000053637

証言 第3集(1989)

サブタイトル1~10
ヒロシマ・ナガサキの声
編著者名
長崎の証言の会 編集
出版者
長崎の証言の会
出版年月
1989年(平成1年)9月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
262p
ISBN
4811301900
NDC(分類)
916
請求記号
916/N21/3
保管場所
閉架一般
内容注記
発売:汐文社(東京)
和書
目次

〔巻頭言〕被爆四十四年の証言をさらに深く広く(濱崎均)
〔インタビュー〕私の中の戦争・原爆と天皇(長崎市長・本島等)
〔特別寄稿〕あの地獄が忘れられるか―わが家の戦争・原爆・天皇体験―(中沢啓治)
〔対談〕激動する情勢と平和運動の展望(具島兼三郎/鎌田定夫)
 
特集1 ヒロシマ・ナガサキを世界に若者に 第3回証言交流集会
主催者あいさつ 反核証言運動の新しい展望を(鎌田定夫)
来賓あいさつ 「証言」発足当時をふり返って(秋月辰一郎)
基調報告
ヒロシマの心―原爆と天皇(栗原貞子)
ナガサキの語り部活動(和田耕一)
地獄と絶望をこえて明日へ―福岡県被団協「原爆被害者調査」より(石川捷治)
特別報告
朝鮮人被爆者として(朴玟奎)
歴史の真実を訪ねて―アジアと日本、加害と被害―(沼田鈴子)
表紙絵「祈り」について(足達襄)
分散会
共通テーマ●戦争・原爆をどう語るか●世界・アジアとヒロシマ・ナガサキ●証言活動のこれから
〔第一分散会〕(内田伯)
〔第二分散会〕(久保浦寛人)
〔第三分散会〕(伊藤普)
「証言」創刊20周年を記念して―ナガサキ平和めぐり―(末永浩)
証言20年・あつい語らい―「長崎の証言」創刊20周年記念祝賀会―(鎌田信子)
■一九八九年・平和憲章・平和宣言・広島長崎アピール集
長崎市民憲章・広島平和宣言・長崎平和宣言
第二回世界平和連帯都市市長会議―広島アピール・長崎アピール
 
ヒロシマ・ナガサキ被爆者の四十四年
忘れ得ぬあの日―一九四五年八月
妻子の面影は消えることなく(秋吉宏俊)
あの日の地獄絵は今もなお―屋久島少年徴用兵の原爆体験記(浜崎一民)
地獄の原子野を歩く(秋山豊)
原爆孤児、流転の記憶(池本宗将)
悲鳴とうめきの中で―被爆と救護活動の記憶―(中野喜三郎)
砂のように崩れた兄の骨(渡辺美代子)
原子爆弾は恐ろしい(城戸トシ子)
〔資料〕全国被爆者健康手帳交付数等
苦しみの四十四年を平和の礎に
原爆の障害者―語り部として(吉田孝子)
「悲しき別れ」の少女たちと(松添博)
広島原爆にあいて四十四年(岸本量子)
苦しみの四十四年を平和の礎に(奥井裕子)
被爆者と老後の不安(山田寿美子)
 
特集2 私にとっての「昭和」とは何か
伊藤普
今田斐男
今村冬三
植松基
内田伯
おおえひで
加藤礼子
河地貫一
川原竹一
恒成正敏
出口迪
寺田寿々子
豊田千五穂
橋本直樹
深井治夫
細田喜輔
満田博志
安永美恵子
山口悦子
 
反核・平和を表現する
〔詩〕
一行の生命(菅野元子)
的のうた(木島始)
天安門広場(石川逸子)
私の昭和語彙集(山田かん)
〔短歌〕原爆四十四年―反核・平和歌集(歌の実短歌会)
〔俳句〕原爆の俳句・八十句(隅治人/抄)
〔合唱組曲〕なぐさめの天使(小森香子/浜名政明)
〔朗読劇〕被爆者は訴える(静岡県原水爆被害者の会)
〔落語〕長屋の反核署名(原水亭写楽)
〔エッセイ〕原爆文学が語るもの(津久井喜子)
 
反核・平和を求めて―子ども・青年・被爆者・市民運動の広がり
韓国・朝鮮人被爆者への手紙(金健一/森岡伸介/笠脇良美/三浦直樹/岡田達也/森島りさ/岸本治夫/馬場貴士/中村恭子/桑秀穂/池村一博)
被爆遺稿と高校生(草野十四朗)
長崎での国際平和学現場研修(岡本三夫)
長崎市民平和憲章と非核都市宣言運動(平野伸人)
戦争・原爆にむきあって―友への便り(坂岡尚美)
守れ“被爆遺跡”(関口達夫)
アウシュビッツとヒロシマと(丸屋博)
「心に刻むアウシュビッツ長崎展」(樋口美枝子)
他者のために心を用いる人に(小林正直)
どうしてだろう(鍬塚理沙)
「長崎原爆松谷訴訟」の到達点―当面の課題「移送阻止」をめぐって(山田拓民)
■ヨーロッパからのレポート
価値観変革運動としての平和運動(児玉克哉)
第二回世界平和連帯都市市長会議基調講演(要旨)(坂本義和)
〔書評〕『115500㎡の皮膚』『ヒロシマのばら』『輪舞』ほか(中村尚樹/鎌田定夫/鎌田信子)
平和への誓い(長崎平和記念式典)(吉山秀子)
■長崎の証言の会・案内/『証言’90』原稿募集
■編集後記(濱崎均)