図書ショウゲン000053636

証言 第2集(1988)

サブタイトル1~10
ヒロシマ・ナガサキの声
編著者名
長崎の証言の会 編集
出版者
長崎の証言の会
出版年月
1988年(昭和63年)8月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
254p
ISBN
4811301900
NDC(分類)
916
請求記号
916/N21/2
保管場所
閉架一般
内容注記
発売:汐文社(東京)
和書
目次

〔巻頭言〕今こそ「ヒロシマ・ナガサキの声」を(鎌田定夫)
被爆者は核兵器を許さない―SSDIIIに参加して(伊東壮)
米ソ首脳会議と第三回国連軍縮特別総会―軍縮交渉のよどみのなかで思う(山田浩)
 
被爆四十三年―ヒロシマ・ナガサキの世界化と継承
#VALUE!
ヒロシマ・ナガサキを世界に若者に―第三回国連軍縮特別総会と被爆者・市民運動(長崎の証言の会)
ヒロシマから証言する―ヒロシマの心と証言運動の課題(広島の証言の会)
 
消えぬ記憶―一九四五年八月
語り尽くせないあの惨禍(渡辺美代子)
被爆体験記―妹とも会えぬまま(奥井裕子)
あの忌まわしい日の記憶(小原武義)
〔絵と文〕命をもどせ(原広司)
戦場から浦上の原子野へ(山野鶴太郎)
四十三年目の被爆証言(語り手・田中和代)
私の原爆救護活動(故 岩永安記)
長崎に終戦はなかった(語り手・和田耕一)
みんな消えてしまった―身内五十一人を失って(語り手・宮田エキ)
苦しみをのりこえ平和への道を(語り手・池田清一)
 
今を生きる―四十三年目の八月
戦争を「ウン」というものはいない(語り手・故 井筒満之)
生きることを“証し”として(植松基)
〔詩〕座布団(趙南哲)
亡き同胞と弟ボンソギに代って(朱碩)
原爆を日本をうらむ―早く光を!(語り手・金分順)
着物の端切れをたよりに(語り手・スエ・カーペンター)
姉、渡辺千恵子と共に(渡辺正男)
何万人もの死と苦しみを(語り手・高柳滋/増子)
核廃絶こそ被爆者のねがい(語り手・深井治夫)
〔写真と文〕ヒロシマ・ナガサキ=韓国の被爆者たち(山本將文)
 
反核・平和を表現する
〔詩〕
私は鳩―花または春(御庄博実)
広島・合掌(鳴海英吉)
春雷(石川逸子)
頃日の朝(山田かん)
ヒロシマ・ナガサキのシミュレーション(栗原貞子)
〔短歌〕
ヒロシマは炎(も)ゆ(深川宗俊)
原爆四十三年―反核・平和短歌集(歌の実短歌会)
〔エッセイ〕
さまざまな愛国心
原爆童話の揺籃『子どもの家』の系譜
 
平和を求める子どもたちに
修学旅行から文化祭へ―構成詩劇「喜代子桜」の劇化まで(上田精一)
林津恵さんをしのぶ―「喜代子桜」の母として生きる(熊本県球磨郡錦中学校)
「平和」をめざす表現活動―創作ダンスの指導(熊江雅子)
平和学習をとおした版画・ペン画の教育(浅野類ニ)
中学校社会化における平和教育(末永浩)
平和灯ろうミシシッピー川に浮かぶ(廣瀬方人)
ヒロシマの子の爆心地レポート―広島高校生平和ゼミの実践(沢野重男)
〔書評〕最近の被爆記録と原爆研究・平和教育文献(鎌田定夫)
 
反核・平和運動の広がり―長崎の地で
●長崎平和シンポジウム いまこそ世論の力で核兵器廃絶を!(核軍縮を求める二十二人委員会・長崎市)
〔長崎宣言〕核軍縮を求める(二十二人委員会)
乙女の像を花と心で守ろう(今田斐男)
被爆二世運動の拡がりを求めて―長崎県原爆被爆二世教職員の会のあゆみ(平野伸人)
MUPながさき―国際化時代の戦争体験の継承(上薗恒太郎)
〔資料〕全国被爆者健康手帳交付数等
 
世界へ広がる反核の声
ヒロシマの意味するもの―カン平和博物館をめぐって(フランス)(ミホ・シボ=新間)
被爆者の妻―パリの一夜の衝撃
甦るか、平和運動―超大国依存主義を超えて(スウェーデン)(児玉克哉)
平和へ結びあう心(ニュージーランド)(ヴェラ・ロビンソン)
アメリカの被爆者の苦闘は終わらない(アメリカ)(倉本寛司)
●在米被爆者ニュース
=資料編=
SSDIIIにおける代表演説(伊東壮/荒木武/本島等)
日本被団協・原爆被害者の訴え(’88文書)
地球非核化への道標―国連核廃絶決議・核軍縮と非核地帯・非核憲法・非核自治体
■長崎の証言の会・案内/『証言’89』原稿募集
■編集後記