図書目録シ ノ ハイ オ コエテ資料番号:000053632

死の灰を越えて

サブタイトル
久保山すずさんの道
編著者名
飯塚 利弘 著
出版者
かもがわ出版
出版年月
1993年(平成5年)8月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
269p
ISBN
4876990913
NDC(分類)
289.1
請求記号
289/I28
保管場所
閉架一般
内容注記
参考文献:p263-264
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

すずさんの道は、核兵器廃絶への道―序文にかえて(安斎育郎)
 
序章 平和を呼吸する“愛吉のバラ”
 
第一章 農業に明け暮れる日々
農家の長女として
小学生になると田畑へ
始末屋の一家
農家の娘の春夏秋冬
祭りの思い出
お裁縫と女中奉公
 
第二章 漁師の女房としての日々―久保山愛吉との出会い
漁師との結婚はいや
海の男 久保山愛吉
戦時下の新婚生活
長女みや子誕生
船もない 仕事もない
在所の援助を受けて
小さいながらも楽しいわが家
愛吉の活躍舞台が開けてきた
漁師の女房
しあわせなひととき
 
第三章 第五福竜丸水爆実験に遭遇
裏口から帰ってきた愛吉
国立東京第一病院へ入院―放射能症とのたたかい
東京と焼津を結ぶ往復書簡
久保山がんばれ
 
第四章 政治決着―補償金をめぐって
慰謝料・弔慰金六五〇万円
羨望と嫉妬の渦の中で
夫の遺志を受け継いで
 
第五章 水爆犠牲者未亡人として国際舞台へ
第一回日本母親大会で訴える
世界母親大会参加をめぐって
ついにスイス(ローザンヌ)行きを辞退
すず広島へ行く―第一回原水爆禁止世界大会に参加
アメリカよなぜ拒む―国連への派遣をめぐるすずの手記
エジプト・インドで訴える
 
第六章 つづく茨の道
約やかな生活に徹して
中学生の目を通して
墓前祭をめぐって
参加しても非難 参加しなくても非難
そなわった婿養子を
家族で第五福竜丸と再会
 
第七章 平和の語り部として
焼津を訪れた修学旅行の生徒たちに
焼津の中学生たちの波状訪問を受ける
焼津で平和を考える集い―東京労働学校・実践学習ツアー
「ふるさとの証言、静岡県焼津・昭和29年」で語る
 
第八章 すずと三人の娘たち―母すずを語る
三度大きく変わった母■長女みや子
じっくり諭し耐える力をつけてくれた母■二女安子
普通に生きた母■三女さよ子
菅原泉(さよ子の長女)の作文
 
終章 ねがいよ ひろがれ
ビキニからの帰途 無線を停止した愛吉
すずさん、あんたっちの運動が子ども、孫を守っている
 

三・一ビキニデー集会によせた久保山すずのメッセージ・おことづて
海に生きたあなたよ
三・一ビキニデーとは?
 
あとがき

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