図書ゲンバク チョッカ カラノ トウソウ000053618
原爆直下からの逃走
サブタイトル1~10
瓊中報国隊の思い出
編著者名
最上 哲 著
出版者
[最上哲]
出版年月
1988年(昭和63年)1月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
100p,図版[8]p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/Mo16
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次
序文
一 学徒動員
工場での訓練作業
配属の日
職場での楽しみ
運命の岐路
二 原爆投下
原爆投下の朝
警戒警報発令
原爆投下の瞬間
意識を取り戻したら
一体何事が起ったのか
瓦礫の中からの脱出
“助けて!!”と人の声が聞える
睡魔から覚めて
襲いかかった孤独感
三 脱出行
視界に飛び込んできた火災
夢遊病者のような人々の群れ
無残な黒焦げ死体
無我夢中での疾走
田圃の中での回想
一歩一歩師範学校の方へ
師範学校で
トンネル工場への道
女子挺身隊員との出会い
横穴防空壕の中で
不気味なおきの群落
方向転換
長崎本線の踏切りで
不吉な予感
四 知人・友人との出会い
知人をおぶって歩く
しばしの休憩
南瓜畑での惨状
斉藤君との出会い
傷口に群がる蛆
懸命の水汲み
救援列車の到着
届けられた握り飯
願い!こみあげてくる哀感
菅正親君と出会う
五 必死の脱出行
飽の浦寮をめざして
胴だけの子供の遺体
黒煙と焔の中を走り抜ける
一難去って また一難
外人捕虜たちとの出会い
菅君と別れて
激しい腹痛そして頻発した下痢
征露丸の大量療法
裏手の山に登る
被災者の群れ
父との再会
叔父の思い出
被災後の寮での日課
六 郷里をめざして
郷里への旅立ち
トラックに乗って出発
車上から眺めた廃墟の街
遥かにのぞむ故郷の山脈
大三東駅にて“海軍少尉の演説”
戦争が終ったことを聞いて
郷里へ向う列車にのって
口之津へ到着
母との再会
我が家での回想