図書ゲンバク ゴヒャクニン ノ ショウゲン000053617

原爆・五〇〇人の証言

サブタイトル1~10
被爆者追跡調査レポート
編著者名
朝日新聞社 編
出版者
朝日新聞社
出版年月
1967年(昭和42年)11月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
268p
ISBN
NDC(分類)
369.37
請求記号
369.37/A82
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

はじめに “生きている証人”を求めて
追跡調査の意義
こうして調査した
質問は四十項
 
第一部 あのときわたしは―《体験》
閃光を浴びた「直接被爆者」
“地獄の町”に入った「間接被爆者」
“黒い雨”にぬれて―
まだ消えない雨のしみ
地獄から逃れ出て―
八月五日生れの原爆っ子
北の果て、南の果て
三人の妹を奪われて
ひとりぼっちになった
不安を胸に秘めつつ
母を失って学校も中退
生後三カ月で鉄片の洗礼
沖縄にもいる被爆者
 
第二部 ツメ跡はまだ消えない《健康》
「健康」はどう変ったか
もう一度起きて歩きたい
やけどがよみがえる夏
十年間も無事だったのに
愛児捜しのあとで倒れる
こんなにも執念深いとは
「人並み」になった笑顔
病苦と孤独の二重苦
入院体験で得たもの
入院はしたくても―
胎内被曝の悲惨さ
子どもが生めない
“ぶらぶら病”患者の自嘲
「まったく元気」―三五・二%
「手帳」が欲しい
「手帳」なんか欲しくない
定期健診の信頼度
定期健診が受けられない
不安とのたたかい
 
第三部 蝕まれた歳月のなかで《生活》
低い被爆者の生活水準
不利克服して頑張る被爆者
視力を失った孤老の場合
老人ホームへの関心
働ける体にしてくれ
ひとりきりで泣きたい
暮し向きはよくなっているか
逃がしたしあわせに泣く
生きぬいた家族たち
 
第四部 現実をどううけとめる?《意識》
意外に少ない団体加入
いまの体調が意識を左右
「差別」はこの人たちにも
援護法についての認識
憲法は知られているか
ドームと天主堂
四人に一人は「まだ憎い」
アメリカに望むさまざまな声
ABCCへの批判
核兵器だけはやめて!
まず社会保障制度の確立
原爆医療法の整備とPRを―
結び―ヒロシマと長崎と―
 
あとがき
 
付 原爆―核兵器の足取どり