図書タケシタ ホスイ ジキョク ニッキ000053604

竹下甫水時局日記

サブタイトル1~10
昭和18年10月27日から昭和20年9月18日
編著者名
竹下 甫水 著
出版者
文泉堂書店
出版年月
2010年(平成22年)12月
大きさ(縦×横)cm
26×
ページ
107p
ISBN
NDC(分類)
915.6
請求記号
915/Ta65
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
年譜あり
和書
目次

はじめに
竹下甫水(浦吉)年譜
昭和十八年十月二十七日 東条内閣批判を書いた中野正剛氏が自刃
十一月七日 高級料亭で闇飲食の知名人士一〇〇人に始末書
十一月十一日 ブーゲンビル島沖航空戦で大戦果の発表あるも敵は同島に上陸
十一月十八日 徳田秋声の逝去
十二月十二日 戦争楽観説への批判
十二月二十二日 飛行機増産の呼びかけ
十二月二十四日 ヨーロッパではアメリカが大攻勢の準備
十二月三〇日 亡くなった息子の夢
昭和十九年一月九日 町内会長の改選
一月十四日 ドイツ軍の劣勢つづく
二月五日 米軍マーシャル諸島へ上陸。アッツ・マキン・タラワ全滅の二の舞か
三月一日 米軍は空母中心の大艦隊で三段飛の急速な反撃
三月三十一日 列車内の混雑と国民道徳の乱れ
四月十日 伊東町物資配給統制競技会の発表式に参加
四月二十一日 税官吏と巡査の跋行に不快
五月八日 雑誌「中央公論」のやせ細った姿
六月七日 フランスでノルマンディー上陸作戦が行われる
六月十六日 米軍北九州を空爆、サイパン島にも上陸
七月八日 サイパン島の玉砕
七月二十日 東条内閣総辞職し小磯内閣となる
七月二十二日 ヒットラー暗殺(未遂)事件が報じられる
八月二十四日 パリで市街戦、ドイツ軍の後退続く
十月二十六日 フィリッピン沖海戦の大戦果が報じられるも疑問
十一月二十五日 米爆撃機B29が伊東上空を通過して東京を爆撃
昭和二十年一月十五日 伊勢神宮がB29に爆撃される
二月五日 日露戦争当時の世相と新聞『萬朝報』のようす
二月十一日 群馬県の中島飛行機が空襲される。次は沖縄が狙われるのではないか
三月十二日 三月十日の東京大空襲を知る
三月三十日 沖縄の米軍上陸作戦始まるも日本の連合艦隊は迎撃せず
四月六日 小磯内閣総辞職し、九日鈴木貫太郎内閣成立
四月十三日 ルーズベルト大統領の急死
四月十八日 B29は隔日に来襲、東京・名古屋・神戸・大阪はモウ焼野原
四月二十四日 ソ連軍ベルリン突入
五月二日 ヒットラー死去し、ドイツ降伏
五月二十四日 三月十七日発行の雑誌『東洋経済新報』届き、取る手おそしと読む
五月三〇日 横浜市街は空襲で全滅、保土ヶ谷は翌日に至るも燃えている
六月十二日 沖縄は壊滅らしい
六月十三日 疎開文士が文泉堂で貸本屋を始める相談
六月二十三日 静岡空襲、明日はわが身
七月一日 文士たちの貸本屋「伊東文庫」が開店
七月四日 配給食糧さらに一割減
七月六日 野菜泥棒の悲惨
七月九日 降伏勧告のビラ
七月十五日 ××部隊の兵隊さんの話
七月三十一日 伊東の空襲
八月二日 近所の人たちも疎開して防空壕は少人数だけ
八月三日 日記の焼失に備えて埋めることを決意
八月十日 日ソ開戦、原子爆弾投下
八月十五日 来たるべきものが来た
八月二十六日 マッカーサー厚木飛行場に
九月十八日 何となく肩も軽くなった。天国で君と讃美歌を
解説(伊東市史編纂委員・加藤清志/琉球大学准教授・加藤好一/伊豆歴史文化研究会・金子浩之)
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あとがき(竹下泉)