学徒兵の手記 パート2
序にかえて(会長・青葉・菊池一雄)
回旧転々
栄光と悲惨のわが軍隊生活精神史(青葉・土屋哲)
学徒出陣断念(宮城・中村金兵衛)
断章(青葉・吉田武利)
中野は語らず(青葉・菊田英次)
軍隊における人格(青葉・大八木美雄)
私の学徒兵出陣地域について(青葉・辻正雄)
「将校」雑感(宮城・背尾忠雄)
杜の都懐旧(青葉・宮野昇太郎)
学徒出陣
樺太から(宮城・竹内純一)
嘘のような本当の話(青葉・新保達)
わが青春の賦パートII(青葉・桑原喜久治)
酷い演習の中で
トンマの屑拾い(名取・金矢義雄)
福知山での二つのハプニング(宮城・足立右一)
遥かなるポートディクソンへの道
飛簡飛書(青葉・佐々木士郎)
「何処へいきはったの?」(青葉・高橋高男)
わが弱兵の記(青葉・田中靖耕)
旅情(宮城・九鬼伝四郎)
仙台・博多・ツーラン(青葉・二宮諄一)
想い出の高雄(宮城・鶴巻弘)
本土防衛の陣地構築
一銭五厘の兵隊(青葉・菊池一雄)
忘れ残りの一節(広瀬・内海正蔵)
杉山元帥の視察に立会して(青葉・澤渡三重郎)
五島列島にて(青葉・榎並幹雄)
宮古島戦記(宮城・大平金一)
追憶(青葉・竹田正男)
ルソンでの死闘
戦場での日々(広瀬・細田耕一)
再びくり返すまじ(広瀬・岡田和夫)
戦争捕虜(広瀬・吉村清三)
南支那戦線の戦い
独立歩兵第二七八部隊(青葉・星二良)
会津若松から南支那戦線へ(青葉・福内栄)
独立歩兵第五八八大隊の小隊長として(青葉・網代智鳳)
コレラ船での帰還(青葉・西方(旧姓八木)芳夫)
傷痕(青葉・神谷十郎)
当番兵(青葉・菅原幸三)
特攻海上挺進隊
出陣回顧(広瀬・勝田清治郎)
私の軍隊手帳から(広瀬・奥山光男)
演習の日々(青葉・妙中要造)
海上挺進第二四戦隊(名取・給田善之助)
悪病悪疫にとりつかれて
はぐれ候補生 田中大吉君を偲ぶ(青葉・原哲郎)
マラリヤに苦しむ(広瀬・苅野愛男)
パラチフス 宮田候補生を偲ぶ(宮城・原田弘一)
マラリヤ闘病記(広瀬・千馬秀夫)
アメーバー(青葉・寺崎直孝)
つつが虫病 落ちこぼれ候補生の顚末(青葉・白井修三)
敗戦
マレーシア各地で迎えた敗戦
蓮田中尉のこと(青葉・石井純雄)
わたしの終戦(青葉・平保三)
昭南の走馬燈(宮城・落合健)
落ちこぼれ候補生(宮城・斉藤麟一)
ポートディクソン以後(宮城・三木有司)
私の終戦顛末記(宮城・大村兵爾)
敗戦前後(宮城・西井康夫)
独立八〇大隊曲射砲小隊長として(宮城・久保田恭平)
戦後の戦闘(名取・浜口良蔵)
クルアンでの商魂風景(宮城・高橋士郎)
英軍使役の作業大隊(青葉・箱崎友弥)
佛印で迎えた敗戦
流れる南十字星(青葉・上野信夫)
パクソン自活班(青葉・岡田陽一)
シベリア抑留
雪に眠る友よ!(広瀬・丸尾吉郎)
シベリヤの営倉(青葉・野手憲一)
チャンギー刑務所とリババレー作業隊
捕虜の記(宮城・薮崎五男)
南方軍転属から作業隊使役(宮城・佐藤市蔵)
命運(青葉・行之内五郎)
レンパン島抑留
レーションに死す(宮城・志賀政喜)
レンパン島内の印象(宮城・今野庸彦)
レンパン抑留記(青葉・山田三良)
レンパン島拾遺(青葉・橋本利一)
亡き同期生を偲んで(宮城・佐藤信平)
想いおこすままに(名取・滝山政治)
ケイロン(青葉・高橋登)
ガラン島作業隊(名取・原田瑩一)
近況・消息・追補
思うままに(青葉・大野敏夫)
区隊長との感激の再会(宮城・須藤次郎)
拝啓 ご無沙汰…(青葉・後藤実)
忘却の彼方へ(青葉・長岡宏明)
入隊からのことなど(名取・折笠新五郎)
他に知られたくないはなし(宮城・宮島一)
舎前での写真から(青葉・高橋精吾)
草むす屍
戦没・物故者一覧
第一一期生過去帳について(広瀬・村上和之)
遺書(宮城 川村芳太郎君)
資料
終戦の詔勅 提供・細田耕一
入校ニ際シ与フル訓示 提供・石橋宏一郎
第二九軍川村部隊命令 解説・小野芳夫
旧仙台予備士官学校第一一期生参戦抄
現役兵証書
昭和一九仙台駅
軍装品払込通知書
従軍証明書
編集後記