追憶の北支
- サブタイトル
- ボケナス・シリーズ;第3弾 桐と至巌部隊の思い出
- 編著者名
- 河合 麻佐岐 著
- 出版者
- 講談社出版サービスセンター
- 出版年月
- 1973年(昭和48年)11月
- 大きさ(縦×横)cm
- 22×
- ページ
- 306,10p,図版[4]p
- ISBN
- NDC(分類)
- 396.5
- 請求記号
- 396.5/Ka93
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 布装 索引:巻末
- 昭和館デジタルアーカイブ
推薦のことば(原文兵衛)
序文(中村肇/俵健次郎)
まえがき
一 敵一千と遭遇、白兵戦を展開
森岡曹長、名誉の戦死
二 陣頭に阿修羅の奮戦
突撃敢行、無念敵の拳銃弾に倒れ負傷す
噫!貝賀少尉散る!久保田少尉も負傷す
平岡中隊長から妻への手紙
三 甲種合格
食費を納めて幹候志願
朝鮮人と間違われる
四 鹿児島歩兵第四十五連隊に入営
幹候班の戦友たち
軍曹の階級への道
忘れられないカンニング事件
五 幹候生活の想い出
日曜日の外出と秋季演習
六 二・二六事件と菅波三郎教官
中学の先輩菅波教官と阿南惟幾中佐、荒木貞夫中将
七 召集令状
警察講習所応召第一号
水戸第四十七部隊入隊
八 北支派遣軍独立混成旅団へ転属
独混第五旅団第十七大隊勤務を命ぜらる
故国をあとに
九 前線へ
大雨で青島に四日間も釘づけ
いよいよ中隊本部へ
萊陽県城外中隊本部へ着任
十 ボケナス少尉馬蓮庄警備隊長を命ぜらる
見習士官の経験もない銃砲小隊長
馬にまでバカにされたボケナス隊長
将校斥候、深夜の戦慄
十一 ボケナス隊長危機一髪
敵便衣に寝首を!
敵の大軍に包囲され命からがら遁走す
十二 北京陸軍病院入院
負傷者の群れ、両手足切断の人間だるま
大腿部骨折、けん引患者の苦悩
北京の想い出
十三 北京郊外湯山分院
山羊をお供に朝の散歩
島田中尉と将校病棟の人達
十四 陸軍病院退院と原隊復帰
旅団直轄特別訓練隊教官を拝命
帰省休暇
戦時下の青島
三八式野砲でB29に対抗
十五 噫 壮烈! 悲惨! 運命の馬蓮庄警備隊
菊池軍曹以下八名の玉砕
川上軍曹以下全員の玉砕
ああ久保田中隊長、名誉の戦死を遂ぐ
十六 ボケナス中隊長奮戦記 その一
夜襲、払暁急襲で守勢から攻勢へ
素手で迫撃砲を鹵獲
馬蓮庄暁の急襲
十七 ボケナス中隊長奮戦記 その二
敵は地雷で対抗
隊長以下便衣で敵部落潜入
敵の糧秣輸送途中を急襲
十八 ボケナス中隊長失笑の巻
クソをつかむ
立小便しながら捧げ銃
敵に一杯食わされ冷や汗で後退
十九 敵前下の演芸大会―南墅の想い出
敵の秋季攻勢下で余裕しゃくしゃく
若夫婦と泥棒のコミックドラマ
大楠公、桜井の駅に人気集中
二十 終戦
ソ満国境への転戦と思い込む
はじめて知る無条件降伏
武器弾薬を要求する保安隊
二十一 孤軍奮戦の河合中隊
友軍救出のため他部隊に配属さる
先遣隊前進中側面攻撃を受く
ああ宇梶上等兵、横沢一等兵の名誉の戦死
二十二 平度(ピンド)脱出
八路軍の平度県城攻略戦
共産八路軍の対日本兵宣伝戦
二十三 河合隊流転
高密―平度―招遠―平度―高密―益都―辛店―濰県
濰県城外前線北宮警備の思い出
うぬぼれ隊長失敗の巻
二十四 武装解除から帰国まで
敗戦の苦渋をなめる
ああ部隊本部付伍長
二十五 なつかしの母国へ
いよいよLSTで帰国
佐世保上陸
戦友と別れ別れて懐かしの我が家へ
二十六 戦友との再会
戦友の家を食糧買い出しに回る
復員後最初に会った戦友
東京で知り合った桐部隊の人達
二十七 忘れ得ぬ戦友たち
私の身の回りをつとめた戦友
四十三年振りに幹候時代の戦友からの便り
二十八 戦犯の人達
中島祐雄大尉と内田銀之助中尉
付録
付記I 戦友会の記録並びに中隊員の感想文
付記II 部隊略歴並びに懐かしの軍歌集
あとがき
人名索引
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