H,K,D.
序
傳統ト團結大篇
一 心郷篇
新校歌
舊校歌
廣幼四十五期生會會歌
第一運動班歌
第二運動班歌
第三運動班歌
第四運動班歌
第五運動班歌
第六運動班歌
二 KDT會篇
百日祭(残るは百日)
おどろの下(濁よ深きおどろの下に)
百日祭(嗚呼五年の)
百日祭(丘の上春の花むしろ)
百日祭(ありなれ河畔草枯れて)
百日祭(木枯去りて白銀の)
百日祭(金鼓の響轟かせ)
百日祭(黒潮隔つ東に)
百日祭(築泡風に吹きすさび)
百日祭(富士の山よりいや高く)
百日祭(浮世の塵を尻目にかけて)
百日祭(酒盃は飛んでも蝶の如)
百日祭(兵科騒ぎに日は暮れて)
百日祭(百日祭はKDの會)
百日祭(面白や百日祭)
百日祭(今日は如何なる祝い日ぞ)
百日祭(胸に手を當て考へりや)
百日祭(霧淡睛の野に乱れ)
百日祭(頃は卯月の末つ方)
百日祭(昨日怨も口論も)
百日祭(来れや少年集ヘブス)
百日祭(思へば可笑し三星霜)
力デの覺悟(偲べ十年其の昔)
百日祭(梅花一輪咲きぬれば)
百日祭(嗚呼西歐風凪て)
百日祭(春はうつろひ秋去りて)
百日祭(朝日に匂う敷島の)
百日祭(春風秋雨噫五年)
起てよ憂國の士(醜雲低くたゞよひて)
百日祭(玉樓の宵静かにて)
夢(學びの雛の生ひ立ちて)
百日祭(噫乱雲の西東)
跋に代へて(噫秀麗の市ヶ谷に)
百日祭(香霞棚引く敷島の)
百日祭(皇御國の城の辺の)
百日祭(愉快を歌ふ百日祭)
征露之歌(烏垃の彼方風荒れて)
三 櫻花篇
健兒の歌(大内山の御垣守)
KDの望(嗚呼紅の襟章に)
兵科騒ぎ(浜田か鯖江か村松か)
馬狂(今度は己だ己は騎兵)
砲兵(大した氣焔をはく奴だ)
工兵(大分議論がやかましい)
兵科地蔵尊(南無や大悲の地蔵尊)
歩兵(擔ひし銃は軽くして)
歩兵(戰雲低く地を蔽いひ)
騎兵(嗚呼我如何に腰間の)
騎兵(青大空を挑むれば)
非馬狂(騎兵志願の其人よ)
野砲兵(襟には黄菊目に眼鏡)
重砲兵(崩るゝ潮の渦巻きて)
重砲兵(正平以来幾年か)
重砲兵(山吹色は同じでも)
工兵(日は三竿の影たけて)
工兵(工兵志願の剛のもの)
交通兵(シグナル急に下っては)
航空兵の歌(ロッキー山やアルプスの)
國の護り(國の護りと生れたからにや)
航空兵の歌(バシーの南浪騒ぎ)
航空兵(胸に輝く大鵬の)
航空百日祭の唱(望めば遥か漂砂の)
戰車隊の歌(大地ゆるがし砂塵あげ)
船舶隊の歌(暁映ゆる瀬戸の海)
騎兵(待たるる哉や今年の五月)
四 無情篇
飛べよKD(行手は何處雲深く)
負け惜み(廣くなったと威張っても)
飛花(止まるも飛ぶも野次ったお陰)
試験後(朝から晩迄苦しんだ)
北海道落ち(嗚呼玉樓の春の宵)
北海道下り(猫の額の小天地)
旭川落ち(花の都を後にして)
蝦夷落ち(雲行早き津軽の海峡)
運命(青葉に緑滴りて)
落花(櫻珞装ふ市ヶ谷に)
朝鮮落ち(冷瓏蹄跡の辺に君と)
豆満江落ち(皐月の都の柳陰)
五 有情篇
嗚呼友よ(嗚呼蹄跡の辺に君と)
旭日上る(深きを辿る夢路を破る)
弧獨の嘆(霞は匂ひ蝶は舞ひ)
仇櫻(若紫に夜は明けて)
友と友(三春高樓花の色)
病友(夜半風寒きは誰がためぞ)
懐友(思ひ出せば去年の九月)
嗚呼夢(月影清き秋の夜に)
獨想(秋まで若き長月の)
二世と稚子(稚子さん ゞ なぜ泣くの)
獨想の哀(あゝ武夫の夢深く)
親友(東雲錦の粧を)
稚子の歌(俺と君とはやっこらやいのやい)
別離(時は暮れ行く春よりぞ)
友の夢(春爛漫の花の朝)
若櫻(東海の天雲映ゆる)
稚兒出れ(稚兒出れ ゞ )
御所の御宴(鎌倉の御所の御宴で)
美少年(きれた兵兒帯きりりと締めて)
六 雄圖篇
營倉之歌部
馬賊之歌部
豪傑之歌部
七 生活篇
KDの一日(朝は嬉しや起床喇叭に)
KDの七曜(月曜嬉しや)
KDの四季(イ)(春は嬉しや野外演習で)
KDの四季(ロ)(春は嬉しや一人転んで)
士官校の四季(春は嬉しや二人揃ふて)
學科嫌ひ(乞食袋を重さうに)
出鱈目(4引の岩も重からず)
術科嫌ひ(軍鶏の喧嘩ぢやあるまいし)
菓子(菓子は幾万ありとても)
面憎さ(断層地震か地上りか)
数へ歌(一つとやひげぼーぼージゴマ面)
怪人根毛の頌(一つとや人は見かけによらぬもの)
夜襲(夜の連撃寝台越えて)
江戸上がり(堅い頭を絞り上げ)
逆戻り(青葉茂れる市ヶ谷の)
任官元年(任官元年春の風)
忘れな草(感應電氣やエネルギー)
遠間ふ(西階上の吾が住樓)
居眠り(一つとせ一つも別らぬシンコスタン)
術科嫌い(大振海老尻上り)
試験難(今日は黄金分割や)
酒保行進曲(菓子が好きなら食ひたいなら)
「スタ」の声(何時迄續く學科かな)
取り組(トン 〃 トンカラリと眠り組)
サボリ組(トン 〃 トンカラリとサボリ組)
噫無情(外出するのを我慢して)
論語孟子を(論語孟子を讀んではみたが)
KDの生活(昔々のその昔)
嬉しき四季(春は嬉しや共に並んで)
八 鯉城篇
南海の稚欅(南十字の星の下)
甲田、小野、中村三君を悼む歌
廣幼節(一つとせヒットもムッソもスタリンも)
数え歌(一つとせヒヨロ 〃 伸びたる)
回想(あゝ咲き出でし若櫻)
剛氣節(一つとせ人と人とのつながりよ)
百日祭(暁雲模糊たり茶臼山)
百日祭(翠に映ゆる大本営)
鯉城(懐へば去年の春4月)
親爺節(片岡太郎は見上げた男)
回想(輝く菊花の御紋章)
鵬雛(皐月の野辺の日向の)
血潮と交へし(血潮と交へし両頭に)
百日祭(藝洲嵐吹き乱れ)
懐古(思へば遥か空遠く)
南進廣幼の歌(貴様が廣幼の武助なら)
廣幼ぶし(皇御國の落葉われ)
武夫逍遥の歌(櫻花咲く春4月)
大丈夫(水滔々と太田川)
みとせ(春の櫻と此の校に集う)
鯉城の下に(吃然聳ゆる鯉城の下に)
思ひ出(昭和十六年春弥生)
嗚呼廣幼の(嗚呼廣幼の健男子)
廣幼出てから(廣幼出てから十五年)
九 正氣篇
青年日本の歌(泊羅の渕に波騒ぎ)
今様歌(皇御國の武夫は)
山崎軍神部隊(風●きて嵐呼び)
日本刀の歌(秋の霜夜ぼ星の色)
世界維新(嵐は起る太平洋)
加藤部隊歌(エンヂンの音轟々と)
五・一五の歌(若き陸星殉國の)
中村震太郎(義勇奉公四つの文字)
加藤軍神(雲染む屍大君の)
加藤軍神(其一)(果なき空に靖國の)
加藤軍神(其二)(憂雲白き「ベンガル」号)
靖國神社(日の本の光に映出て)
國に誓ふ(我等空征く白千鳥)
空閑少佐(君を悲しむ空閑少佐)
アッツ島玉砕部隊の歌(刃も凍る北海の)
大楠公(星斗は廻る六百年)
兜を謳ふ(嗚呼神州の櫻花)
菊地純忠の歌(紫霞む鞍岳に)
報恩の歌(あはれ地上に数しらぬ)
感恩の歌(あはれ同胞心せよ)
謝恩の歌(親思ふ心にまさる親心)
起てよ國民(天神怒り地祗恚る)
防人の歌(凍りて續く雪の原)
梓弓(同じ道踏む梓弓)
十 意識篇
逸題(生れし里は何處の育ち)
KD数へ歌(一夜の嵐で散る花の)
Dを歌ふ(何處で生まれた馬の骨)
D「チャン」の歌(飯を食ふのは二人前)
KDの意氣(何處で生まれた大馬鹿野郎)
コロ(何處から来たのか大武助)
KDとD(闇より闇の娑婆より 〃 )
KDならば(KDならば 〃 )
進め三●カデットだ(やるぞやろうぞ)
コロ讃●(ルーズのお陰蒙りて)
Dコロ(春行く窓に佇めば)
遇感(勇んで家を出で立ちて)
●●(萬朶の櫻は頬の色)
十一 壮快篇
陸軍記念日の歌(梢を渡る春風に)
戰隊歌リレー(輝く傳統新しき理想)
愛馬(親とも思ひ僕とも)
荒城の月(春高樓の春の宴)
落下傘兵の歌(大和男子と生れなば)
空の神兵(藍より青き大空に 〃)
故郷(夕空晴れて秋風吹き)
月の國境(月の國境小夜更けて)
空中艦隊の歌(仰げば雲の果遠く)
大航空の歌(見よ〃大空に荒鷲が)
出征航路(海を越え行く丈夫が)
大陸行進曲(呼べよ日本一億の)
米は東方より(神聖神武わが皇祖)
航空愛国の歌(今だいざ立て翼の日本)
護れ大空(太平洋よ大陸よ)
愛國機(騰れ銀翼國民の)
日の丸行進曲(海の背中にちさい手で)
陸軍航空(神武の昔天高く)
我が大黄河(千古の濁流滔々と)
駐蒙軍の歌(黎明興亜の新天地)
粗國の柱(高粱枯れて)
大東亜陸軍の歌(今こそ撃てと宣戰の)
麦と兵隊(除州々々と人馬は進む)
航空日本の歌(無敵の譽白銀の)
部隊長の歌(指揮はすれども)
青葉の笛(一の谷の戰敗れ)
東寧節(東寧よいとこ誰云ふた)
索敵行(日の丸鉢巻締め直し)
大空に祈る(風吹きや嵐ならぬよう)
月下の吟咏(戰止んで長城はるか)
散華(銀の翼を眞紅に染めて)
航空殉難者慰霊の歌(綠に澄める大空を)
流沙の護(男度胸は鋼の味よ)
トンボ武助(御國の守りと)
喧嘩鳥(明野原から飛たつ鳥は)
戰車兵(男と生れて)
戰車武助(始めて生れた候補生)
西湖の月(鳴くは虫の音)
遠別離(出船の銅鑼がなる)
剣翳して(剣翳して曠野に立てば)
勇む銀輪(ぐんと踏めぐんと踏め)
大空節(光る銀翼日の丸染めてよ)
航空兵数へ歌(一つとせ日の丸輝く銀の翼)
「トンボ」の唄(一つとせ廣い世界に俺が程)
「トンボ」撃沈(一つとせ人はもとゞ歩くもの)
戰車史節(昔昔のその昔)
兵科数へ歌(一つとせ飛行機にやあたらぬ)
座間節(座間は好いとこ)
白頭山節(かすむ「ウラヂオ」遥かに眺めて
九州男兒の歌(躍る黒潮南の風だ)
男なりやこそ(男なりやこそ五千尺空の)
薹灣軍の歌(太平洋の空遠く)
ノモンハン小唄(夕べ風吹くハイラルの)