東条英機暗殺計画

はじめに
　
第一章　高木・岡田・細川ラインの倒閣工作
「絶対国防圏」の設定
海軍大学校研究員
東条内閣打倒を決意
古賀連合艦隊司令長官を訪問
嶋田海相更送に岡田動く
情報、天皇に達せず
負けを断ずるをはばからず
　
第二章　嶋田海相更送を画策
民心はすでに政府を離れた
東条・嶋田の総長兼任
重臣たちをあてにせず
外よりも内から壊せ
米内・末次の秘密会談
末次・大西との密談
要衝サイパンの失陥
　
第三章　東条首相暗殺計画
燃え上がる反東条の炎
　
第四章　東条内閣ついに倒壊
東条・岡田の対決
米内、敗戦を断言
高木・岸会談
宮様内閣への動き
最後の手段は上からのテロ
内閣改造に三条件
東条内閣総辞職
東条暗殺計画の中止
その他の東条内閣打倒工作
　
第五章　終戦への険しい道
終戦のシナリオライター
名誉ある講和を求めて
外交工作実らずソ連参戦
ポツダム宣言の受諾
　
第六章　高木惣吉―その人と風土
高木の生い立ち
若き海軍将校の日々
フランス駐在の二年間
高木を終戦工作に奔走させた人吉の風土
　
あとがき
　
主要参考文献