本田宗一郎
- サブタイトル
- ミネルヴァ日本評伝選 やってみもせんで、何がわかる
- 編著者名
- 伊丹 敬之 著
- 出版者
- ミネルヴァ書房
- 出版年月
- 2010年(平成22年)9月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- viii,323,2p,図版[8]p
- ISBN
- 9784623058556
- NDC(分類)
- 289.1
- 請求記号
- 289/H84
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 参考文献:p305-307 本田宗一郎略年譜:p317-323 索引:巻末
- 昭和館デジタルアーカイブ
第一章 本田宗一郎とその時代
ブタペスト、東京、光明村船明、富士霊園
ホンダの成長、ホンダDNAの伝承
天衣無縫、夢、エネルギー、人間賛歌
戦後日本経済の象徴としての宗一郎
第二章 誕生から人間休業宣言まで―一九〇六年から一九四五年
三つ子の魂百まで
父の背中
もう一人の一郎
レースへの血の騒ぎと心の修理業
第一の創業と彷徨の季節
第二の創業と学びのとき
トヨタの「下請け」に、そして終戦
人間休業宣言
第三章 第三の創業・出会い・急成長―一九四六年から一九五三年
三十九歳で第三の創業
いきなり、独創へのこだわり
町工場で大量生産方式?
古橋広之進の世界新記録
藤澤武夫との出会い
東京進出とE型ドリーム号の成功
三つの喜び
F型カブのヒットと自前流通網の整備
現場の心が分かる経営者
巨額投資の決断の背後に
忍び寄る危機
第四章 ホンダDNAの誕生―一九五四年から一九五九年
総崩れ
「マン島レース出場宣言」と「わが社存立の目的」
おれ、こんなもの拾ってきた
経営危機が生んだホンダDNA
ここは車を作る会社だ
スーパーカブ誕生
成功は九十九%の失敗に支えられた一%である
マン島レース初参戦、初入賞
トヨタの隣に行きたかった、しかし鈴鹿へ
若い力に任せた理想工場
第五章 夢の実現―一九六〇年から一九六七年
不常識を非真面目にやれ
一人の天才に代わる集団の力を
大きな夢を描く能力
マン島完全優勝から四輪へ
通産省との大立ち回り
いきなりF1へ
大いに遊び、しかし次の手も
よちよち歩きからF1初優勝へ
艱難汝を玉とす
N360という大ヒット、F1再び優勝
第六章 晩秋の苦悩―一九六八年から一九七〇年
二つのF1エンジン
ルーアンの悲劇
主任設計者の深い悩み
独創的すぎたH1300の企画
H1300の壮大な失敗
ホンダの組織としての完成
N360の欠陥車騒動
ライフの開発
なぜ空冷にこれほどまでにこだわるのか
秘かな心のささやき?
なぜ多くの人がついていったか
七〇年危機という転換点
第七章 引退への道―一九七一年から一九七三年
来るべきものがきた
シビックという救世主
通過儀礼としての宗一朗の影
世界を驚かせたCVCCエンジン
トヨタ、天啓、しかし燃焼
背負うた子に浅瀬を教えられ
潔い引き際
両雄は並び立った
経営者としての宗一郎
第八章 人間的磁力の大きさ―一九七四年から一九八七年
現場の人との握手の旅
辞めても大丈夫、しかし我慢
社会的な活動
良人に国境なし
思想の人、理念の人
組織を照らし続ける磁力
夢の続き
目配り、気配り、思いやり
左手をかばってやる右手
第九章 人生の着陸―一九八八年から一九九一年
飛行機は着陸が一番むつかしい
藤澤武夫の急逝
国際的な栄誉
大往生
お礼の会
そうか、やるか
参考文献
あとがき
本田宗一郎略年表
人名索引
図版一覧
床に図面を描く宗一郎
ホンダの初代F1カーに乗る宗一郎(傍らは中村良夫)
東海精機重工業の社屋と宗一郎(左端)
ホンダの商品第一号(改造補助エンジン)(ホンダコレクションホール展示)
A型エンジン搭載の自転車
出会って間もない頃の宗一郎と藤澤
ドリームC70
スーパーカブ
マン島レース初参戦のホンダ車
技術研究所創立時のメンバー
N360と宗一郎
自動車の殿堂入りの記念に(さち夫人と共に)
お礼の会のセンターボード
昔の遠州光明村
社員と遊ぶ宗一郎
父儀平
カーチス号で優勝
アート商会浜松支店と社員たち
さち夫人
東海精機時代の宗一郎
創業時の本田技術研究所
E型ドリーム号
「三つの喜び」の社内報記事
F型カブ
「わが社在立の目的」の社内報
ドリームC70と宗一郎
ソバも元気だ、おっかさん
マン島への開発を地べたから見る宗一郎
鈴鹿製作所全景
研究所の発足式典
東京モーターショーへS500スポーツを出展
メキシコグランプリ優勝のホンダF1カー
六八年空冷F1カー(RA302)
H1300量産一号車ラインオフ式典
H1300クーペ
シビック カーオブザイヤー受賞
CVCCエンジンの記者発表
引退直後、二人への感謝の会での宗一郎と藤澤
四日市SFでの宗一郎
シャガールと宗一郎(右後ろはさち夫人)
鈴鹿での三十五周年式典スピーチ
ハワイで「パーリー・シェルズ」を歌う宗一郎
宗一郎の左手のスケッチ(本田宗一郎『私の手が語る―思想・技術・生き方』グラフ社、二〇〇三年)
ゴールデンメダル授賞パーティでのセナと宗一郎
宗一郎の墓
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