図書センリョウキ ザッシ シリョウ タイケイ000053508

占領期雑誌資料大系 文学編 5

サブタイトル1~10
占領期文学の多面性
編著者名
山本 武利 編者代表
出版者
岩波書店
出版年月
2010年(平成22年)8月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
xiv,371,8p
ISBN
9784000282505
NDC(分類)
210.76
請求記号
210.76/Y31/5
保管場所
閉架一般
内容注記
付:月報 占領期文学年表:p367-371
和書
目次

凡例
 
第五巻解説 占領期文学の本文と検閲の再検討に向けて(十和田裕一・宗像和重)
 
第一章 ミステリー
章解説(大森恭子)
タットル大尉を囲む探偵作家の座談会(タットル大尉・江戸川乱歩・大下宇陀児・木々高太郎・水谷準・丘丘十郎・角田喜久雄・渡辺啓助・城昌幸・岩谷健司・武田武彦)
アメリカの探偵小説(斎藤安秀)
『宝石』二巻二号〔広告〕
婦人警官の初陣(大倉燁子)
平野探偵の手記(平野謙)
ロミオ(水谷準)
接吻反射(山田風太郎)
 
第二章 時代小説
章解説(末國善己)
緋鹿子捕物草紙 第一話 菊人形の首(村上元三)
歴史物語 楠正成(伊豆公夫)
金を貸す花嫁(山手樹一郎)
 
第三章 サイエンス・フィクション
章解説(御代川貴久夫)
予報省(海野十三)
科学童話 ダイヤ問答(服部明二)
科学小説 魚付林(中田桃村)
科学小説 緑の山脈(前田六一)
 
第四章 児童文学・児童文化
章解説(谷暎子)
子供らのために(中野重治)
児童文学者は何をなすべきか(関英雄)
児童文学の危機(高山毅)
『赤とんぼ』(創刊の言葉)
『子供の広場』創刊のことば、あとがき
『北の子供』出発の言葉
石臼の歌(壺井栄)
これからの勉強(中野五郎)
ビルマの竪琴(竹山道雄)
 
第五章 短詩型文学
章解説(齋藤愼爾)
高浜虚子
山口誓子
水原秋桜子
中村草田男
中村汀女
橋本多佳子
斎藤茂吉
土岐善磨
渡辺順三
前川佐美雄
坪野哲久
葛原妙子
斎藤史
鶴見和子
塚本邦雄
高村光太郎
三好達治
金子光晴
鮎川信夫
田村隆一
三好豊一郎
中桐雅夫
吉本隆明
 
第六章 翻訳文学の位相
英米文学解説(井上健)
座談会 アメリカとヨーロッパ(志賀勝・阿部知二・中島健蔵・新村猛・久野収・清水光・淀野隆三)
アメリカの喜劇(谷口陸男)
巷の娘マギイ(スティヴン・クレーン・大久保康雄訳)
英文学の再出発(本多顕彰)
H・G・ウエルズについて(中野好夫)
近代英文学に就いて(吉田健一)
中国文学解説(飯塚容)
座談会 中国文学を語る(竹内好・武田泰淳・千田九一・荒正人・佐々木基一・埴谷雄高)
座談会 東方文学における世界性と地方性(小野忍・武田泰淳・岡崎俊夫・飯塚朗・竹内好・千田九一・増田渉)
フランス文学解説(衣笠正晃)
砂糖とフランス文学(渡辺一夫)
究極を索める人々(伊吹武彦)
ジイドへの手紙(野間宏)
座談会 神々の降壇(中島健蔵・新庄嘉章・中村真一郎・梅田晴夫)
ドイツ文学解説(松永美穂)
仮契(高橋義孝)
「掟」と罪(鮎川信夫)
平和は我等を告訴する(高桑純夫)
戦後日本の知識人へ(トーマス・マン・平田次三郎訳)
コラム 一九四九年のゲーテ生誕二〇〇年特集
ロシア文学解説(坂庭淳史)
座談会 ソヴェト文学の新しい発展(山村房次・除村吉太郎・井上満・福井研介・園部四郎)
ドストエフスキイ討論会(埴谷雄高・本多秋五・佐々木基一・荒正人・福田裕・平田次三郎)
コラム プランゲ文庫から見えるロシア文学
 
第七章 メディアと検閲
文芸雑誌の諸相(紅野謙介)
GHQ/SCAP検閲の実態(横手一彦)
プランゲ文庫の特色(和田敦彦)
 
占領期文学年表
 
執筆者索引
 
作品・記事名索引
 
雑誌名索引