図書センゼン アメリカ ノ タイニチ カンケイ000053485

戦前アメリカの対日関係

サブタイトル1~10
アメリカはどのようにして対日戦争に至ったか
編著者名
松岡 祥治郎 著
出版者
文芸社
出版年月
2010年(平成22年)8月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
287p
ISBN
9784286092669
NDC(分類)
319.5301
請求記号
319/Ma86
保管場所
閉架一般
内容注記
主要参考文献:p281-287
和書
目次

はじめに
 
序章 日米開戦の諸要因
アメリカの過酷な対日経済制裁
戦争の原因はどちらに
ルーズベルト外交と政策関係者
中国要因
日英関係とアングロアネリカの紐帯
ソ連国際戦略の影響
 
第一章 アメリカの海外進出(一九〇〇年初頭まで)
ヨーロッパ列強の世界分割
アメリカの「孤立主義」と「明白な運命」
海外膨張とアルフレッド・ハイマン
米西戦争と門戸解放宣言
セオドア・ルーズベルトの棍棒外交
 
第二章 第一次大戦とワシントン体制(一九〇〇~二九年)
ウィルソンの道徳外交と第一次大戦
ヴェルサイユ講和会議
ウィルソン外交と日本
ヒューズ国務長官とワシントン会議(四ヵ国条約、海軍軍縮条約)
ワシントン体制(中国9ヵ国条約、山東問題)
国務省極東部と親日的な共和党実力者
西海岸の日本人移民排斥
パリ不戦条約
蒋介石の北伐完了から満州事変へ
 
第三章 大恐慌と初期ルーズベルト政権(一九二九~三六年)
大恐慌の発生とフーヴァー政権
国務長官ヘンリー・スチムソン
スタンレー・ホーンベックの極東観
満州事変と不承認政策
第一次上海事変とリットン調査団
フランクリン・ルーズベルトの登場とその初期外交姿勢
ハル国務長官とホーンベック極東部長
対中消極、対日宥和の極東政策
中立法の制定
共産勢力と西安事件
 
第四章 緊張する国際情勢(一九三六~三九年)
ルーズベルト大統領の再選
盧溝橋事件
上海事変(第二次)
南京陥落以降
ルーズベルトの隔離演説とパネー号事件
一九三八年の転機
ヨーロッパ情勢の緊迫化、ルーズベルトの孤立主義との戦い
日米通商航海条約の破棄通告
 
第五章 親中・反日の動き
反日運動
日本の侵略に加担しないアメリカ委員会
パンフレット『日本の戦争犯罪へのアメリカの貢献』
親中・反日活動のジャーナリストたち
ヘンリー・ルース
対日批判に傾斜するIPR(太平洋問題調査会)
「チャイナ・ハンズ」
知日派はいたか
 
第六章 中国の現実
中国政府の情報宣伝活動
中国国民党のアメリカ・コネクション
報道されない中国の現実
 
第七章 アメリカの戦時体制と対日経済制裁(一九三六から四一年)
中立法改正から戦時体制へ
強硬派老戦士スチムソンの再登場
イギリス援助
対日経済制裁
対中国軍事援助
ルーズベルト大統領三選と「民主主義の大兵器廠」
 
第八章 対日開戦(一九四一年)
対日経済制裁の強化
アングロアメリカの大西洋会談
宣戦布告なき戦争行為へ
時間稼ぎの日米交渉
日米破局を導いた「ハル・ノート」
真珠湾攻撃直後のワシントン
 
主要参考文献