満洲の情報基地ハルビン学院
- サブタイトル
- 編著者名
- 芳地 隆之 著
- 出版者
- 新潮社
- 出版年月
- 2010年(平成22年)8月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 249p,挿図,肖像
- ISBN
- 9784103998020
- NDC(分類)
- 222.5
- 請求記号
- 222/H81
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 主な参考文献:巻末
- 昭和館デジタルアーカイブ
序章 震災と空襲
東京都慰霊堂にて
大陸日本
焼野原を後に
第一章 開校前夜
文装的武備論
大津事件
ロシアの脅威
新興都市ハルビン
日露戦争の落としどころ
ロシア革命の衝撃
同盟相手国は英国か、ロシアか
あるジャーナリストの目
日露協会学校の設立
第二章 抱え込んだ矛盾
二葉亭四迷の思い
破天荒な学生たち
卒業後のキャリア
日露協会学校と東亜同文書院
満州事変
変わりゆく校風
過去を消す国
第三章 想像のロシア、現実のソ連
大陸北上
桜のない春
日本式植民地経営
ロシア語スパルタ教育
現実からの遊離
スギハラ・ビザのルーツ
ハルビンの繁華街
玉砕型の軍事訓練
情報戦の町
遺髪と遺爪
ベルリンからのクーリエ
終わりの始まり
第四章 国家崩壊
ホロンバイル高原
北辺振興計画
対ソ工作活動
敵は関東軍にあり
独ソ開戦
迷走を続ける外交
ソ連軍侵攻
昨日の友
妻子に向けられた銃口
一発の銃声も鳴らすことなく
第五章 終わらない戦争
赤旗と青天白日旗がたなびいた日
日本人連行
混乱を生き抜く人々
ソ連軍付通訳として
満州への逆行
大陸潜入
戦後のハルビン
第六章 内戦下の日本人
走り去る引揚列車
朝鮮義勇軍の青年部隊
招かれざる帰国者
日本民主青年同盟の日々
炭鉱町での任務
朝鮮戦争、そして帰国へ
第七章 大陸通商のリアリズム
対ソ貿易の尖兵として
東亜同文書院の遺産
二人の事務局員の歩み
売国奴、再び日本の地を踏むな
統一ドイツの背景
戦争を回避するには
終章 ユーラシアへの視線
静かな終戦
一緒にやれるものを探す
二つの大国と向き合って
高尾霊園に桜が散る頃
あとがき
主な参考文献
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