図書ジセダイ ニ カタリツグ セイタイ カイボウ ノ キオク000053476

次世代に語りつぐ生体解剖の記憶

サブタイトル1~10
元軍医湯浅謙さんの戦後 教科書に書かれなかった戦争 PART56
編著者名
小林 節子 著
出版者
梨の木舎
出版年月
2010年(平成22年)7月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
190p,挿図,地図
ISBN
9784816610059
NDC(分類)
210.75
請求記号
210.75/Ky4/56
保管場所
開架一般
内容注記
引用文献,中国語文献,参考文献:p189‐190
和書
目次

はじめに
 
1 湯浅謙さんの証言
医学を志す青年たちへ
湯浅さんとの出会い
生い立ち
軍医誕生、中国潞安陸軍病院へ
元衛生兵古屋利雄さんの証言
犠牲者の母親からの手紙
 
2 生体解剖の告発―中国側の資料から
嶋貫倉蔵自筆供述書
遺族郭成則等による種村文三告発資料
生体解剖が行われた背景―陸軍軍医学校
軍医大量送出の背景と医学の軍事化
生体解剖、人体実験の行われた時期
陸軍の衛生機関と組織
 
3 山西省で
日中戦争時の山西省の状況
山西省の鉄道をめぐる攻防
百団大戦と三光作戦
敗戦、そして残留
太原から陽泉へ
河北省永年捕虜収容所へ
労働にはじまり労働に暮れる
太原戦犯管理所へ―罪の自覚
帰国への希望
 
4 中華人民共和国の戦犯政策
中華人民共和国最高人民法院特別軍事法廷の開廷
寛大な処分―起訴免除となった湯浅さん
釈放、そして帰国
太原戦犯管理所職員の証言
撫順戦犯管理所と呉浩然指導員
呉浩然さんの苦難
日本軍、中国軍の捕虜政策
日本軍の捕虜政策
国民党軍の捕虜優待政策
共産党軍の捕虜政策
 
5 帰国、そして医療活動再開
中国帰還者連絡会の結成
中帰連の活動
帰国後の湯浅さん
我が子への手紙
湯浅啓子さんの戦後
潞安への旅
おわりに
 
あとがき
引用文献・中国語文献・参考文献