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ある『戦没者名簿』が語るもの

サブタイトル1~10
マイブックレット;No.15 『長野県南佐久郡戦没英霊芳名録』(昭和29年)を例に
編著者名
井出 亀三郎 著
出版者
本の泉社
出版年月
2010年(平成22年)6月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
125p
ISBN
9784780704679
NDC(分類)
369.37
請求記号
369.37/I19
保管場所
閉架一般
内容注記
「私の終戦記念日」の続編
和書
目次

はじめに―全郡規模戦没者の「紙碑」的存在としての意義
 
第1章 『名簿』再構成(配列替え)の視点
町村別戦没人員、重複者、欠落者などについて
「戦没年月日」「場所」「死亡区分」などの問題箇所の処理
陸海軍別、軍人軍属別区分の処理方法と所属人員
 
第2章 昭和初年までの戦没状況:一三三名(陸軍一二八、海軍五)
 
第3章 アジア・太平洋戦争期の戦没状況:二三四四名
戦没者の概観
戦没の内面分析の手法
 
第4章 戦線別:二三四四名(陸兵一八一四、海兵五三〇)名の戦没状況
「満州」地域・戦線:一二七名(陸兵)の状況
中国戦線:三二〇(陸兵三一七、海兵三)名の状況
ビルマ、インド、雲南戦線:一六〇名(陸兵)の状況
ソロモン、ビルマ、ニューギニア戦線:三〇三名の状況
南洋群島・中部太平洋、硫黄島、沖縄、千島等北方戦線:三四五名の状況
フィリピン、モルッカ、ボルネオ戦線:四五三名の状況
太平洋、南・東シナ海、台湾・本土近海戦線:一六〇名の状況
印度支那半島、東インド諸島、外地、ソ連、本土内:一六〇名の状況
内地、没地不詳その他:二一九名の状況
 
第5章 戦没をめぐる幾つかの問題
戦没地確定の三要件の精度、確度について
戦没先の国名などの扱いについて
「死亡区分」―戦死、戦傷死、戦病死などを巡って
金鵄勲章について
女性の戦没者について
非軍人・軍属の「戦没者」について
「遺家族」について
 
第6章 戦争責任と戦後責任
 
むすび
 
あとがき