図書ショウワ 20ネン ナツ オンナタチ ノ センソウ000053469
昭和二十年夏、女たちの戦争
サブタイトル1~10
編著者名
梯 久美子 著
出版者
角川書店
出版年月
2010年(平成22年)7月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
250p
ISBN
9784048850667
NDC(分類)
916
請求記号
916/Ka24
保管場所
開架一般
内容注記
和書
目次
まえがき
実らないのよ、なにも。好きな男がいても、寝るわけにはいかない。それがあのころの世の中。それが、戦争ってものなの。(近藤富枝)
空襲下の東京で、夜中に『源氏物語』を読んでいました。絹の寝間着を着て、鉄兜をかぶって。本当にあのころは、生活というものがちぐはぐでした。(吉沢久子)
終戦直後の満州、ハルビン。ソ連軍の監視の下で、藤山寛美さんと慰問のお芝居をしました。上演前に『インターナショナル』を合唱して。(赤木春恵)
はじめての就職は昭和二〇年春、疎開先の軽井沢。三笠ホテルにあった外務省の連絡事務所に、毎日自転車をこいで通いました。(緒方貞子)
終戦翌年の春、青山墓地で、アメリカ兵から集団暴行を受けました。一四歳でした。母にだけは言ってはいけない。そう思いました。
薔薇のボタン あとがきにかえて