炎と轟音のなかで
- サブタイトル
- 戦争を知らない世代へ;2-2 福井編 福井・敦賀空襲の記録
- 編著者名
- 創価学会青年部反戦出版委員会 編
- 出版者
- 第三文明社
- 出版年月
- 1981年(昭和56年)8月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 252p,図版[4]p
- ISBN
- NDC(分類)
- 916
- 請求記号
- 916/So32
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
発刊の辞
第一章 炎を逃れて<福井編>
灼熱地獄の中で九死に一生(今村昌弘)
゛弟よ、何処に"(浜岸輝幸)
火焔の中を逃げる(辻岡敏子)
空襲で亡くした友(中村京子)
日赤病院での救護活動(小寺浅子)
B29の大編隊に震える(馬場ヒサ子)
首のない赤ん坊を背負った母親(溝川静枝)
死ぬときは皆一緒にと(岩尾美也子)
必死で守ったわが子四人(浅川登志江)
幼な子を抱いて逃げ惑う(吉田房子)
恐怖の火の玉(竹下マサ子)
悲惨な犠牲者たちに涙して(小島薫)
十六歳の恐怖の思い出(坂下照子)
悪夢の夜(奥村こよし)
母の手を握り締めて(飛山敏男)
戦争はもういやだ(吉川美代子)
死の燈籠流し(佐野さと)
死体の中に動く人間が(北嶋治)
父のいない不安の中で(奈良泰子)
空襲の強い怒りを(根本はるい)
死の雨音(坪田とみを)
目を覆う惨状(谷川深志)
炎の中へ(河原ジュン)
今も思い出すあの悲痛な顔(中島かずい)
生きのびたればこそ、この手記を(植谷千代子)
小さな心は恐怖に震えて(山本国枝)
戦争の残酷さを知ろう(山浦勇)
燃え尽きた貸車(中川彦左エ門)
危うく直撃弾を免れて(渡辺重子)
焼夷弾のために逃れて(下牧敏子)
第二章 肉親を奪われた悲しみ怒り<福井編>
終戦も知らず逝った伯母(浜岸民子)
父と姉を奪った空襲(石黒すみ江)
曾祖母を防空壕に残して(匿名=女性)
苦しい試練の始まり(福島シヅ子)
やはり父は死んでいた(宇野さきを)
敦賀で助かった喜びもつかの間に(藤間おとめ)
第三章 廃墟と化した港町<敦賀編>
港都敦賀灰燼に帰す(上田貞男)
亡き愛妹は今、どこに(宮川喜久子)
忘れてはならない二つの味(加茂金蔵)
御真影はひた走る(池田稔)
花街が焼けた夜(塚谷久子)
敦賀が哭いた日(岸本惣藤治)
私の戦後(中村貞子)
悲劇の帰省(石井直子)
十六歳の記憶(岸本博義)
戦争で見えた心の地獄(匿名=女性)
みんな死んでしもうた(松村文雄)
長女の死(桑名清太郎)
恐怖の戦災(中村うの)
身の毛がよだつ三度の体験(藤本利雄)
戦争一色の暗い青春(出村澄栄)
あとがき
福井空襲の概要・敦賀空襲の概要
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