両忘
- サブタイトル
- 吾が戦鬭記
- 編著者名
- 寺前 信次 [編]
- 出版者
- 寺前信次
- 出版年月
- 1980年(昭和55年)10月
- 大きさ(縦×横)cm
- 26×
- ページ
- 343,40p,図版4p
- ISBN
- NDC(分類)
- 916
- 請求記号
- 916/Te51
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
まえがき
◎第一款○中国戦線
初陣
部隊の編成
概況
出陣前の心境
部下の掌握と心理
責任観念と初陣
払暁攻撃準備
払暁攻撃と突入時期
戦機の看破と勘
突撃の心理
戦死者と指揮官
生き急ぎ
死に急ぎと万歳
初陣を活かした教育
結
旗手時代(中原会戦)
中原会戦の概要
中原の地とは
開封の都
聯隊旗手を拝命
企図の秘匿の大成功
大包囲作戦と騎兵の活躍
奇策の陣地攻撃
実行可能性の検討を習性とせよ
軍官学校卒の敵将校を賞賛
敵を以て敵を制す
大行李の殊勲
無手勝流の日章旗
結
河南渡河作戦
中隊長拝命と覚悟
河南渡河作戦の概要(鄭州作戦)
渡河作戦の準備(勝敗は戦う前に決すべし)
命令下達と心戦と心焦
敵前渡河前の心境
敵前渡河の要領
鞭声粛粛夜過河
上陸直後の「大黄」の戦斗
戦は勢である「孟庄の戦斗」
逆襲撃退
独断
敵の逆襲と吾が負傷
中牟城攻撃と重点指向及び名誉心
予備隊の使用法と功積について
我が陣地・奪還される
結
橋頭堡中牟城の築城と戦斗
築城と防禦計画
戦斗準備
橋頭堡塁の戦斗
陣地戦
中隊長の思い出
◎第二款○ビルマ戦線
征途につく
彼我の概況
戦況ニュース映画を観て感あり
予感的中したビルマ転任命令
軍刀
勇躍して赴任の途につく
人肉の御馳走
雲南省にたどりつく
大隊長の重責に就く
二章断作戦
畹町(ワクチン)西方高地の戦斗
モンユウの戦斗
算を乱した退却
ナンパッカの戦斗
野戦病院の実態と多数の戦場忌避者
シポウの戦斗
断作戦の反省
南シヤン州の戦斗
ケシマンカム方面の戦斗
ヘイホの戦斗
ゲリラ戦
タウンギーの戦斗
賞詞の授与に思う
最終戦
終戦
敗戦前後
終戦を伝達される
敗戦を部下に伝達
神州不滅を信ず青年将校
部下を持つ身と持たない者の責任観の差異
軍旗は奉焼せず分譲する
◎第三款○タイ国において
サルウイン川を渡河
補給に心掛けた成果が現われる
流言飛語
戦犯問題に悩まされる
偉大な師団長の肚
タイ国に感謝
日本歴史の復習と勤労精神の涵養
降伏式
◎第四款○感懐
戦斗を顧みて敗戦を思う
敵のダンプカーを見て敗戦を思う
敵軽視の悪弊
情報盲
歩兵万能主義の敗北
必勝の空念仏と準備不足
実戦的戦術の欠除
企業経営者に学ぶ
経営者の信念
現状把握
改善の勇気
経験七分、学理三分
しきについての雑感
指揮官の資質
部隊と指揮官
指揮と教育と自信
売名を忌み嫌う
学問の害
心理をつかんだ注意
決心と経験と勘
人事について
◎第五款○戦後えの影響
死生観の影響
忠、変じて集中心
武士の商法
失敗に学ぶ
効を焦らず、無気力
◎結
◎附記○ビルマを訪れて(一九七九年十一月慰霊のため)
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