焦土からの出発
- サブタイトル
- 東京の記憶
- 編著者名
- 田中 哲男 編著
- 出版者
- 東京新聞出版部
- 出版年月
- 2010年(平成22年)4月
- 大きさ(縦×横)cm
- 26×
- ページ
- 184p
- ISBN
- 9784808309282
- NDC(分類)
- 210.76
- 請求記号
- 210.76/Ta84
- 保管場所
- 開架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに ―惨禍の記憶をいつまでも
東京の記憶Ⅰ 始まりは玉音放送だった
ある米兵の遺産・上 敗者と勝者が描く強烈な風景
ある米兵の遺産・中 あっ、この子守り少女は私です
ある米兵の遺産・下 あの牛引き少年は16歳の私
東京の記憶Ⅱ ある米兵が撮った終戦直後の風景
学童疎開の日々 布団の中で忍び泣いた
ある特攻隊員の回想 戦友へ捧ぐ鎮魂の想い
特攻基地造りに汗を流した日々 撃沈され兄は南の海に消えた
戦災余聞1 遺影残して彼らは逝った
敗戦ニッポンの快挙 希望に向かって泳いだ
『かわいそうなぞう』 戦時下毒を拒み餓死した三頭
セミが鳴いていた 作家が描いた敗戦の風景
東京の記憶Ⅲ 壊滅の街から
ドラム缶風呂 焼け跡で至福のひととき
戦災余聞2 猛火から守ったご本尊
八王子大空襲 忘れ得ぬ2人の命の恩人
箱根駅伝復活 ひた走る喜び取り戻した
マッカーサー元帥離日 異様20万人が感涙の送別
荷風と浅草 孤独癒した人情の街
青空教室の思い出 ぬかるみにも雪にもめげず
空襲・本社炎上 涙にかすんだ再起の紙面
戦災余聞3 猛火から救ってくれた青年
プロ野球復活 鉛筆売って新生球団支えた
『南の島に雪が降る』秘話 兵士泣かせた戦地の名演
『南の島に雪が降る』後日談 密林の演芸写真奇跡の生還
六十五年ぶりの真実 密林逃避行の果て飢えて…
東京の記憶Ⅳ TOKYO昭和25年
家屋の強制疎開 戦車が一瞬で家を壊した
ヘルシンキ五輪 空白埋めた『最初の一歩』
戦災余聞4 マッカーサー元帥も食べた生野菜
戦災孤児の戦後・上 猛火で家族全滅独りぼっちに
戦災孤児の戦後・中 夜ごと泣きながら流浪の旅
戦災孤児の戦後・下 どこへ行っても地獄だった
東京の記憶Ⅴ 焼け跡の子供たち
M・モンロー取材秘話 扉開けたら世紀の美女が…
桜木町・電車大惨事 地獄の炎に三途の川を見た
ボストンマラソン優勝 『アトムボーイ』が輝いた日
船大工たちの戦時秘話 首都防衛担った木造大軍船
白鬚神社奮闘記 戦災者救った温かいおにぎり
ある写真館の戦中戦後 少女の笑顔に希望託して
艦長、原爆に死す… 亡き父が導いた2つの感動
早慶戦復活 白球が希望の灯ともした
戦災余聞5 家族救ったニ階建てビル
満洲逃避行① 銃撃を逃れ父は脱走した
満洲逃避行② 死線をさまよった帰還の旅
満洲逃避行③ わが子の遺髪を胸に号泣…
満洲逃避行④ 助けて…悲鳴が闇に消えた
上野不忍池騒動記 ツルの一声で池は守られた
東京の記憶Ⅵ 進駐軍が街にあふれた
世界王者誕生 拳が歴史をつくった夜
秋保温泉疎開物語 正座してわびた恩師たち
戦災余聞6 品川に収容所があった
幻の特攻・箱爆弾 敵戦車もろとも自爆せよ
東京の記憶Ⅶ 苦難に耐えて
チンチン電車盛衰記 人情の触れ合いの場だった
戦災余聞7 敗戦翌日の新聞は…
天皇陛下とマ元帥 混乱に消えた幻の大特ダネ
慰問袋の少女 写真に秘めた悲しい思い出
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