図書オキナワ リクグン ビョウイン ハエバルゴウ000053258

沖縄陸軍病院南風原壕

サブタイトル1~10
戦争遺跡文化財指定全国第1号
編著者名
吉浜 忍 編著/大城 和喜 編著/池田 榮史 編著/上地 克哉 編著/古賀 徳子 編著
出版者
高文研
出版年月
2010年(平成22年)6月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
172p
ISBN
9784874984444
NDC(分類)
219.9
請求記号
219.9/Y87
保管場所
閉架一般
内容注記
参考文献あり
和書
目次

映画の内容(あらすじ)・キャストなど
自主上映会開催のお願い
序 沖縄陸軍病院壕のある町・南風原町(吉浜忍)
沖縄陸軍病院壕と南風原文化センター
20号壕公開の日
 
I 沖縄戦と南風原(吉浜忍)
沖縄戦とはどのような戦争だったのか
第32軍の沖縄配備
沖縄戦の経過
南風原が語る沖縄戦
南風原に配備された部隊
沖縄戦前夜の南風原
戦場となった南風原
 
II 沖縄戦と沖縄陸軍病院南風原壕(古賀徳子)
沖縄陸軍病院と沖縄戦
沖縄陸軍病院のあらまし
開設当初の沖縄陸軍病院
十・十空襲で南風原へ
南風原における沖縄陸軍病院
炊事場
沖縄陸軍病院南風原壕で起こったこと
壕の構築
進んでいなかった壕の工事
各診療科の様子
飯上げとオニギリ
青酸カリを患者に配布
壕の「記憶」―20号壕
沖縄戦当時の20号壕
20号壕の勤務者と患者たち
焼き尽くされた20号壕
 
III 「記憶し、伝える」取り組み
高校生の学園祭展示(吉浜忍)
沖縄戦をテーマにした展示計画の提案
クラス展示構想の決定
学園祭当日
沖縄戦の「記憶」を「記録」―若者の戦災実態調査(吉浜忍)
字別沖縄戦戦災実態調査
炎天下での全戸悉皆調査
学習を重ねながらの調査
14年かけて全12字を調査、報告書を作成
戦災調査の意義
戦災遺跡の記録
調査の成果を展示に
南風原文化センターの取り組み(大城和喜)
初代南風原文化センター
壕の常設展示
多岐にわたる企画展・催し物
子どもを育てる「子ども平和学習」
平和学習卒業生の組織「アオギリ・ドットコム」
南風原ニュース
新南風原文化センター
南風原の沖縄戦
南風原の移民
人びとの暮らし
 
IV 病院壕の文化財指定と保存活用の取り組み
保存活用調査研究委員会(吉浜忍)
整備公開検討委員会(吉浜忍)
考古学手法による壕群の調査(池田榮史)
調査にいたるまでの経緯
調査の方法と経過
考古学的調査の内容
第二外科20号壕の考古学的調査
第一外科24号壕の考古学的調査
考古学的調査の成果と課題
 
V 20号壕の整備はどのように行われたのか(上地克哉)
泥岩層に構築された壕の体質
整備前の20号壕
整備直前の発掘調査
整備工事―机上の計画と現場の現実
下請け業者がいない
人力が頼りの作業
オリジナルには手を付けない
鎮魂広場
飯あげの道の整備
 
VI 20号壕の公開、活用(上地克哉)
ガイド養成講座からの出発
南風原平和ガイドの会
20号壕の見学方法
見学者の状況
壕の維持管理
ガイドの横顔
20号壕見学者の声
そして、壕の未来
 
VII 戦争遺跡の調査と保存運動の歩み
―沖縄を中心に(吉浜忍)
観光目的の保存活用
戦跡めぐりの始まり
戦争遺跡の保存要請
戦争遺跡の調査―県立埋蔵文化財センターの取り組み
沖縄県内の戦跡指定
戦跡文化財指定と困難性
破壊される戦争遺跡
戦争遺跡保存全国ネットワーク
マスコミの後押し
戦跡ガイドブックの発刊
 
あとがき