図書目録フウイン サレタ テツドウシ資料番号:000053235

封印された鉄道史

サブタイトル
編著者名
小川 裕夫 著
出版者
彩図社
出版年月
2010年(平成22年)6月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
207p
ISBN
9784883927425
NDC(分類)
686.21
請求記号
686/O24
保管場所
開架一般
内容注記
参考文献一覧:p206-207
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

はじめに
 
【第一章】 隠蔽された鉄道
国鉄最大のタブー「マニ30」【国鉄職員も知らない!?完全極秘の現金輸送列車】
市史から抹殺された駅名【開業目前でついえたディズニーランド駅】
犯人を運ぶ鉄道【容疑者を鉄道護送する際の方法とは?】
本当にあった『囚人地下鉄護送計画』【東京拘置所~裁判所・検察庁】
日本一厳重に警戒される鉄道【田舎の鉄道になぜか警察官が…】
農村を走った黄金列車【大都会の糞尿を農村に運べ!】
陸上自衛隊鉄道部隊「第101建設隊」【発足後、わずか7年で消滅】
落書きされた電車が走った【乗客を巻き込み、大パニックに発展!】
線路工手の過酷すぎる労働環境【ウ○コと死体の処理までした】
東京駅の秘密の部屋【招かれざる〝7号室のお客さん〟】
死体を運んだ電車【伝統とともに消えた霊柩電車】
ダイヤを変えた行商専用列車【今も残る昭和の懐かしい光景】
盗まれたダイヤ【日本の正確な鉄道の意外なルーツ】
創価学会臨時運行列車【信者たちは本山を目指す】
国会議事堂駅を封鎖せよ!【駅を封鎖する権限が衆議院にある?】
もうひとつのお召し列車【ハンセン病患者の無念が宿る列車】
 
【第二章】 天皇と鉄道 
天皇が乗る列車【豪華絢爛の専用列車「御料車」とは?】
お召列車秘密のルール【天皇の特別列車には規則が満載】
お召列車の露払いをする「指導列車」【高度な運転技術が求められる先導車】
天皇の歓迎法と警備法【列車が通過するまで頭を上げてはならない…】
大正天皇、皇太子時代に全国を回る【社会勉強がやがて政治的な催しに…】
昭和天皇、貨物駅に泊まる【全国巡幸で起きた前代未聞のハプニング】
天皇のために造られた東京駅【明治の中央ステーション設置計画】
原宿宮邸ホームの謎【若者の街原宿にある天皇専用の駅】
三種の神器は列車に乗って【神器の移動もひと苦労…】
天皇が乗る電車【簡易型お召し列車「クロ157」】
新型お召し列車E655系【47年ぶりに登場したニューフェース】
私鉄のお召し列車【天皇が乗るのはJRだけではない】
京王の天皇作戦【天皇の威光で神社の境内に線路を通す】
 
【第三章】 戦時下の鉄道
戦争が鉄道を発達させた【鉄道で運ばれる兵士、武器、物資】
戦勝祈願のために列車に乗ろう【戦時中の旅客獲得キャンペーン】
ロパガンダの花電車が走った【現代の街宣車にも通じる宣伝力】
空爆されても列車は止めません【列車は焼け野原を走り続けた】
疎開列車の必死【地方に疎開するのも大変だった…】
日本軍鉄道連隊の暗躍【線路を守り、敷設した鉄道工作専門部隊】
捕虜たちの通勤列車【強制労働に従事させられた外国人捕虜】
朝鮮人を運んだ軍用列車【終戦で幻となった松代大本営計画】
GHQに接収されたお召し列車【差し出された御料車10号】
 
【第四章】 鉄道と利権
国の気分で買収された私鉄【民営鉄道を認める「私設鉄道条例」の罠】
鉄道の運命を変えた軌間【在来線の軌間が1067ミリなワケ】
整備新幹線の光と影【儲からない在来線はいらない!】
「近江鉄道眺望権裁判」の真相【新幹線を走らせるなら1億円ください】
新幹線は運賃を誤魔化している!?【複雑な料金体系が生んだ疑惑】
鉄道会社の特殊な地位【〝特別な便宜〟はどこまで許されるか?】
鉄道は本当にエコなのか?【環境に優しいはずが自然破壊!?】
鉄道会社の親子逆転現象【村上ファンドが示した鉄道会社の脆弱性】
鉄道マニアを生む議員特権【JR、私鉄に乗り放題の鉄道乗車証とは?】
 
【第五章】鉄道ガチバトル
阪急が燃やした国鉄への執念【乗り換え案内はいたしません!】
関西鉄道VS東海道本線【値下げ、値下げの仁義なき客争奪戦】
近鉄VS東海道新幹線【戦いは新たなステージへ…】
南海鉄道VS阪和電気鉄道【海水浴客を巡る壮絶バトル】
鉄道会社と不正競争防止条例裁判【うちの名前は使わせない!】
JR東日本VS週刊文春【90万部発行の週刊誌が駅から消えた!】
強盗慶太のあくなき執念【東急電鉄の剛腕創設者】
東京地下鉄戦争【早川徳次VS五島慶太】
国鉄(JR東日本)VS東武鉄道【日光参拝客を巡る果し合い】
東北新幹線VS地方自治体【上野駅と東京駅までの厳しい道のり】
のぞみVS愛知県・静岡県【最速の新幹線がもたらした確執】
東武と京成の都心進出競争【東京の西側を目指した私鉄】
東武鉄道の片思い【都会派東急との間の温度差】
 
おわりに
参考文献

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