聞き書き静岡の女性
はじめに(奥田利子)
発刊に寄せて(折井美那子)
凡例
解説(市原正恵)
第一部 女たちの暮らし・戦争
映画「ツヒノスミカ」のヒロイン(山本マツ)
ミシン踏み続けて白寿の今も(渋谷ひで)
留置場通い、そして戦争(渡辺志げ子)
徴用船で夫を亡くす(丸山ふみ)
文金島田で山を越え(佐藤きく)
静岡に生まれ育った画家静岡を描く(水上悦)
三三年目の祖国(紅林こと)
相手不在の結婚式(田中ゑみ)
商家の女将さんになって(山口富子)
戦時下の女子大生そして清水(戸田聰子)
青春の満洲(蝶谷笑子)
戦争ばかりの青春時代でした(小田育代)
在日を生きて(車澄子)
戦中の日赤看護婦(末次久子)
農家の嫁六〇年(太田かづ)
谷津山での秘密の作業(高橋うた子)
軍国少女と新しい文化の息吹(秋野輝子)
ふるさと御前崎の暮らしと戦争(鈴木雅子)
中国残留孤児 故国で幸せをつかんで(栗田紀美)
撃ちてし止まむの日々でした(猪川千代)
少国民の戦争(外側志津子)
〈コラム〉静岡大空襲/徴用船と遺族たち/満洲女塾/豊かでおいしい水/島田市とパンプキン爆弾
第二部 地域に生きる―仕事・社会活動
女性たちが発行した『婦人文化新聞』(島田春江)
生涯現役医師(小野田依子)
竹栄芸者一代(海野ち絵子)
みかんづくりと味噌づくり(杉山富江)
地質調査一筋に生きて(山崎富士子)
東名の道路工事にかかわって(片瀬知子)
引き売りおばさんから産直へ(塩澤美代子)
「船には乗らない」漁業の女たち(柚木晴子)
津軽海峡を越えてつながった電話(山本ちよ)
名店街で薬局を守る(秋山薫子)
音楽を通して社会とかかわる(藤井京子)
みんなの願いを国会に(栗田翠)
映画全盛期に映写技師になって(鶴橋温江)
無認可保育園からの出発(太田嶋弘子)
風に向かって 男女差別賃金是正の裁判(栗山満子)
主体的なお産 ラマーズ法出産(尾上愛子)
心の病の看護婦として(北山禮子)
消費者問題と女性問題に取り組んで(津久井典子)
フェミニストカウンセラーとして(石川千鶴子)
お母さんたちの人形劇団「星の子」(芦澤幸枝)
不動の渓間からの伝言を(臼井澄江)
これ以上清水の空気と水は汚せない―市民が主役の二つの運動(松永行子/小沢浪代/松岡令子/遠藤千恵子)
〈コラム〉桜えび漁―持続する漁業を求めて
女性史・静岡県の二人の先達
第三部 仲間とともに―静岡市の団体・グループ
静岡市助産師会
日本婦人有権者同盟静岡支部
『紅爐』の会
静岡のウーマンリブ
静岡平和資料舘をつくる会
静岡子どもの本を読む会
静岡女性史研究会
女性談話室しずおか・雑誌『パンの耳』
しずおか女性の会
静岡自然を学ぶ会
子育て情報誌『空飛ぶらくだ』
編集実行委員会/助言者/協力者/協力団体/助成
編集後記