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昭和天皇と美智子妃その危機に

サブタイトル1~10
文春新書;744 「田島道治日記」を読む
編著者名
加藤 恭子 著
出版者
文藝春秋
出版年月
2010年(平成22年)3月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
237p
ISBN
9784166607440
NDC(分類)
210.76
請求記号
210.76/Ka86
保管場所
閉架一般
内容注記
監修:田島恭二 参考文献p236-237
和書
目次

はじめに(加藤恭子)
 
第一章 天皇退位か、留位か〈昭和二十三年の日記〉
昭和天皇の抵抗
退位問題に揺れる皇室
天皇には荊の道を
芦田辞任、吉田内閣誕生
「退位せず」のメッセージ
マッカーサーから吉田へ
東京裁判判決にそなえて
「謝罪草稿」の発見
 
第二章 秩父宮事件の真相〈昭和二十四年の日記〉
小泉信三を口説く
皇室を守る同志たち
御巡幸の再開
占領軍、秩父宮に怒る
占領政策への批判
葉山狼藉事件
皇太子のマッカーサー訪問
天皇陛下、大いに笑う
 
第三章 マッカーサーとの最後の戦い〈昭和二十五年・二十六年の日記〉
第三皇女の結婚のこと
ヴァイニング夫人との連携
ソ連の脅威で巡幸中止
朝鮮戦争勃発す
ダレス特使の来日
吉田茂VS.ダレス
日本独立への道
マッカーサー解任の衝撃
マッカーサーを皇居へ
傷ついた最高司令官
新司令官リッジウェイの登場
再燃する退位問題
皇太后の崩御
「巡幸もツグナイの意あり」
田島辞任の噂
 
第四章 天皇「おことば」を巡る攻防〈昭和二十七年の日記〉
「おことば」に賭ける執念
「八絋一宇的」ではないか
吉田茂や秩父宮の反対意見
退位問題に終止符
立太子礼とエリザベス女王戴冠式
田島ベソをかく
天皇と吉田の対立
A級戦犯たちの天皇批判
 
第五章 吉田茂と田島道治〈昭和二十八年の日記〉
秩父宮の死
皇太子の御渡欧
「天皇回想録」の試み
皇太子帰国
「全部よし」
辞職の決意
ワンマン総理と頑固長官
 
第六章 皇太子妃誕生の秘話〈昭和三十年前後の日記〉
妃選びのスタート
初めての徳川令嬢の名が
名門出身の有力候補者
田島、O家を訪ねる
正田美智子の家系を調べよ
皇后は民間に反対
ついにご婚約の決定
 
第七章 苦悩する美智子妃と共に〈昭和三十四年から死までの日記〉
親友の娘・神谷美恵子
「ノイローゼ気味」
『女性自身』の皇太子インタビュー
田島が送り込んだ「相談相手」
同志、小泉信三の死
神谷美恵子との最後の会話
皇太子、美智子妃への御伝言
 
あとがき(田島恭二)
あとがき(加藤恭子)
参考文献