占領期雑誌資料大系 文学編 3
凡例
第三巻解説 「危機に立つ文学」(宗像和重)
第一章 対談座談会「戦後的」な問題の、連続と分岐へ
章解説(日高昭二)
「肉体の門」座談会(田村泰次郎/露原千草/田中実/三鷹圭子/三条ひろみ)
問題作家を截る(中野好夫/古谷綱武)
二十代座談会 青春の再建(中村真一郎/加藤周一/田代正夫/三島由紀夫/寺沢恒信/石島泰/上野光平/三浦節/升内佐紀)
壱万円懸賞小説選評会(徳永直/佐多稲子/高見順)
座談会 生活よもやま話(林芙美子/小野三千麿/富塚清/和田信賢/山本嘉次郎)
小説対談(青山光二/梅崎春生)
文芸座談会 藤沢、長沖両氏を囲む会(藤沢桓夫/長沖一)
第二章 小説「断続」を「断続」として語ることば
章解説(安藤宏)
戦艦大和 細川宗吉(吉田満)
だいこん(第六回)(久生十蘭)
だいこん(第六回)[雑誌掲載本文](久生十蘭)
原子爆弾(山岡荘八)
流行の衣装 (ハンダ・ヨシユキ(半田義之))
矢車草(林よね子)
雪童(北畠八穂)
獣にも似て(田村泰次郎)
利口な野獣(武田泰淳)
サンホセ野戦病院(大岡昇平)
あきこはあきこひとりの死を死ぬ(室伏クララ)
第三章 評論エッセイ 文学者の戦争責任追及から政治と文学論争へ
解説(尾西康充)
この人々を見よ!(林房雄)
文学に於ける思想と肉体(猪野謙二)
新しい政治と文学(宮本顕治)
文化ということ(新田潤)
悲しき習性について(岸田國士)
くろかみ・桃のたね・スピード(真杉静枝/村田修子/岡田禎子)
痴談(大佛次郎)
○通と離婚(田村泰次郎)
孤独のFARCE(福井馨)
私の創作態度(上月木代次)
帰省(今日出海)
文壇時評(頼尊清隆)
自虐する虚構(柴田錬三郎)
座談会の推移(久米正雄)
廃虚のモラル(椎名麟三)
大藤熊太と太宰治(渋谷悠蔵)
雑誌創刊の辞セレクション③一九四七~四八年
占領と検閲③検閲による放送統制とインテリジェンス(山本武利)