図書カワジリ チョウシ000053174

川尻町誌 通史編

サブタイトル1~10
編著者名
川尻町誌編さん委員会 編/呉市史編さん委員会 編
出版者
呉市役所
出版年月
2008年(平成20年)3月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
652p,図版[16]p
ISBN
NDC(分類)
291.76
請求記号
217.6/Ka93
保管場所
閉架一般
内容注記
年表:p607-643
和書
目次

発刊にあたって(小村和年)
 
発刊に寄せて(渡邉正弘)
 
凡例
 
第一章 川尻のあけぼの
考古学からみた川尻の昔
川尻町の歴史的景観
ナウマンゾウが棲んでいた頃
山の幸、海の幸
農耕の開始
古代人の奥津城
青丹よし、瓦葺き寺院建物の盛行
広島の古来からの特産品―塩
柏島西の浜遺跡の発掘調査について
遺跡の位置と歴史的環境
遺跡の発見と発掘調査
出土遺物
まとめ
 
第二章 古代の川尻
川尻の地名の起こり
「国郡誌御用ニ付書上」の地名起源説
全国の川尻地名と河口ではない川尻
神代と川尻
川尻と岩倉大明神と女猫瀬戸
地乗り航路の要衝 川尻沖
古代の瀬戸内海東西航路
地乗り航路
川尻沖の「餅喰潮」の利便性と危険性
『高倉院厳島御幸記』にみる川尻沖の「餅喰潮」
律令国家の地方支配と川尻
賀茂郡香津郷と川尻
八世紀の律令国家の民衆支配
九世紀の律令国家と賀茂郡域の出来事
平安時代の海賊問題と川尻
海難事故と漂損
九世紀の海賊
海賊対策と九世紀海賊問題の解決
承平南海賊と藤原純友
天慶純友の乱
藤原純友の乱と安芸国
平安後期の海賊
 
第三章 中世の川尻
平安後期~鎌倉期の安芸国国衙領と川尻
川尻の中世史料
一一世紀中葉の郡郷制の再構成と荘園公領制の形成
大永三年の安芸東西条所所知行注文
平安後期~鎌倉期の賀茂郡国衙領の構成
東寺造営料国安芸国国衙領とその支配構造
平安後期~鎌倉期の国衙領の支配構造
東寺修造料国安芸国国衙領の成立
大内氏領国東西条の形成と川尻
南北朝動乱と東西条
周防国守護大内弘世の安芸古稀吏務職「拝領」
川尻と蒲刈多賀谷氏
鎌倉時代の多賀谷氏
南北朝初期の多賀谷氏の蒲刈島領有と撤退
蒲刈多賀谷氏の成立と三ヶ島衆の結成
川尻と乃美氏
大内・沼田小早川氏の関係と乃美氏
小早川・野間両氏の対立と乃美氏の川尻・仁方知行
永世年間の川尻・仁方の守将仁賀田近江守
尼子経久の安芸進攻と小早川水軍乃美賢勝
大永年間の川尻・仁方
厳島合戦前後の乃美氏と川尻
天文年間の乃美賢勝・宗勝の活動
厳島合戦前夜
厳島合戦後の川尻・仁方と乃美氏・白井氏
川尻小仁方浦の漁業権
宣教師カブラル神父と川尻の海賊九郎右衛門
日本布教長カブラルの布教活動と海賊九郎右衛門
カブラル書簡からみた毛利領国下の「海賊」の実体
 
第四章 近世の川尻
近世の川尻村と村人の生産活動
川尻村の成立と構造
川尻浦と小用浦
農業と諸稼ぎ
成熟する庶民文化と地域社会
川尻村の宗教と文化
年中行事と人々の暮らし
野路山開発と地域社会
 
第五章 近代の川尻
近代の川尻の歩み
川尻村の動向
川尻町の発展
村(町)勢の推移
政治の動向
川尻村の成立と村政
歳入・歳出の推移
自治組織の活動
経済の発展
農林水産業の推移
工業と商業の発展
川尻筆の発展と野呂山の産業開発
川尻筆の歩み
野呂山の開拓
野呂山における天然水の生産
交通と通信の発達
海上交通と港湾の修築
道路と陸上交通
鉄道の開通と安芸川尻駅の開業
川尻郵便局の設立と活動
教育と文化の向上
学校教育の推移
勤労青少年の教育と社会教育団体の活動
文化・スポーツ活動
地域社会と宗教
社会問題と衛生事業
社会問題への対応
衛生事業の推進
軍事・戦争と町民
 
第六章 現代の川尻
戦後の川尻町の歩み
川尻町の変動
町勢の推移
政治の動向
政治の変動
行政と議会
財政と租税
経済の発展
農林業と水産業
商工業の展開
川尻筆の推移
交通と通信
道路と陸上交通
鉄道輸送
海上交通と海の観光
郵便局の変遷と通信事業
教育と文化の進展
学校教育の動向
社会教育
文化・スポーツ活動
社会問題と衛生事業
社会問題の発生と対策
社会福祉事業の推進
医療と環境衛生事業
野呂山の開発と芸術村の活動
野呂山の戦後開拓
野呂山の観光開発
野呂山芸術村の開村と活動
 
第七章 川尻の建造物
川尻町の古建築の概要
寺院建築
民家建築
 
年表
 
写真提供者一覧
 
あとがき