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日本陸軍と日中戦争への道

サブタイトル
Minerva日本史ライブラリー;22 軍事統制システムをめぐる攻防
編著者名
森 靖夫 著
出版者
ミネルヴァ書房
出版年月
2010年(平成22年)1月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
viii,295,4p
ISBN
9784623055241
NDC(分類)
396.21
請求記号
396.21/Mo45
保管場所
開架一般
内容注記
修士論文「日本陸軍の組織と太平洋戦争への道」(京都大学 2005年1月)をもとにしたもの 主要参考文献:p267-281 関係年表:p289-295 索引あり
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

序章 なぜいま、日本陸軍なのか
日本陸軍と現代をつなぐもの―本書の課題と意義
先行研究の問題点
本書の視角
 
第1章 統帥権独立制と陸軍統制システムの形成
誰が陸軍をコントロールするのか
政党内閣の展開と陸軍
 
第2章 一九二〇年代の陸軍と二つの統制システム
軍部大臣文官制問題と陸軍
宇垣一成陸相による陸軍の統制
 
第3章 満洲事変と陸軍統制システムの動揺
南次郎陸相と統制の動揺
荒木貞夫陸相と満洲事変の拡大
 
第4章 陸軍の統制回復の試みと挫折
塘沽停戦協定後の陸軍の大陸政策
林銑十郎陸相と永田鉄山軍務局長による統制回復の試み
天皇機関説問題と陸軍皇道派の妨害
相沢事件と陸軍統制回復の試みの挫折
 
第5章 陸軍統制システムの破綻と日中戦争への道
二・二六事件と陸相の統率力低下
華北分離工作の失敗と日中関係の緊張
対中国一撃論の強まりと全面戦争への突入
 
第6章 中国から見た日本陸軍―一九三一~三七年
満洲事変と日本陸軍不信
対日関係調整への期待
日本政府への失望
高まる緊張と戦争への覚悟
 
終章 陸軍統制の失敗から戦後へ
 

主要参考文献
あとがき
関係年表
人名索引

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