図書目録シニザマ ニ ミル ショウワシ資料番号:000053100

死にざまに見る昭和史

サブタイトル
平凡社新書;505 八人の凛然たる「最期」
編著者名
大野 芳 著
出版者
平凡社
出版年月
2010年(平成22年)1月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
237p
ISBN
9784582855050
NDC(分類)
281.04
請求記号
281/O67
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

まえがき
 
第一話 近衛直麿―身分に反逆した愛(かな)しきプリンス
高家に生まれて
津軽伯爵家へ養子に
秀麿と直麿、それぞれの志
養子入りを拒否
十四歳の少女との結婚
雅楽『越天楽』を機に
雅楽に光明を求めて散る
 
第二話 山本五十六―和平の機会を作りだせずに自決
一本の電話
百武中将との約束
四十六年間伏せられた真実
消えた陸軍の検視書
狙われた長官機
食い違う現場の状況
宇垣参謀長の「思い合はさるゝ」こと
講和の時機を失する
拳銃出所のナゾ
 
第三話 西竹一―栄光を伝える戦死報告
「バロン西」をめぐる伝説
五輪のスターに躍りでる
屈折した幼少期
ひとり遊びに熱中
時代との蜜月は終わった
「バロン西」伝説の真相
 
第四話 大西瀧治郎―徹底抗戦の真意はどこに
大西中将は狂っていたのか
捷号作戦
浮き足だった「水鳥事件」
虎の子を大量に失う
特攻隊の編成
体当たり第一号の成功
特攻の真意とは
「女官に囲まれて」
英霊と遺族にあてた遺書
 
第五話 中河与一―左翼の生贄にされた流行作家
遠い過去の、歴史上の作家
一人虚を伝うれば
「書いた者勝ち」で幕を閉じるか
忘恩の徒・平野謙
永井荷風が激賞した『天の夕顔』
盗作とモデル問題
八十五歳にして再婚
 
第六話 村上昭夫―岩手山が生んだもうひとりの天才詩人
昭和生まれの天才詩人
平穏な日々がとつぜんに
見送りなき出征
進学断念と結核発病
文学青年との交流
病気休職から免職、そして一点の光
一番星はどんな星
 
第七話 秋月清―名もなく病室に果てた空の勇士の墓碑銘
特攻隊員の手配
秋月上飛曹は生きていた
三十六年まえの記憶
寝食をともにして
被弾墜落、そして失神
左近隊の出撃
 
第八話 鈴村善一―三途の川を十六回往復した特攻隊員の経営哲学
同業者に見せない別の顔
晴れて零戦の搭乗員に
特攻志願「何でオレが一番に」
危機一髪、雲に逃れる
空からブタが降ってくる
痛憤の出撃
生まれ変わったら…
 
あとがき

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