図書センジョウ ノ メイゲン000052985

戦場の名言

サブタイトル1~10
指揮官たちの決断 Inspiring quotations of commanders
編著者名
田中 恒夫 [ほか]編著/葛原 和三 編著/熊代 将起 編著/藤井 久 編著
出版者
草思社
出版年月
2006年(平成18年)6月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
254p
ISBN
479421507X
NDC(分類)
392.8
請求記号
392.8/Ta84
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

信頼と統率
下手なところがあったら、もう一度使う(山本五十六大将)
大山はボンヤリしているから総司令官に任命する(大山巌大将)
人の和は相互扶助の精神より生まれる(山下奉文大将)
戦犯容疑者たちは、国家の光栄ある犠牲者である(今村均大将)
すべては愛をもってせよ(安達二十三中将)
おれ一人だけ生きてもしかたがない(土肥原賢二中将)
作戦用兵に関し容喙するのは遠慮していただきたい(秦彦三郎中将)
ジャクソンは左腕を失ったが、私は右腕を失った(リー将軍)
われわれの不屈の信念と敢闘精神だけがこれを救う(マンネルハイム元帥)
一兵たりとも引くな。譲った司令官はつまみ出す(ジューコフ大将)
あれこれぐずぐず文句を言うことは許されない(モントゴメリー中将)
信頼のないところに、情報機関はありえない(ゲーレン中将)
さあ、ここから出て行こうや、生きるためにな(テーラー大佐)
宮崎少将は、この高地で諸士の奮戦ぶりを見ている(宮崎繁三郎少将)
わしは毎日、尖兵長をやっとる(木庭知時少将)
現在の一時間は、空爆下の一〇〇時間に優る(葛目直幸大佐)
おまえたちの生還を喜ばない(角田覚治少将)
もっと腰をすえて、冷静に撃て!(中瀬泝少将)
おまえとおれが生きているじゃないか(寺本弘中尉)
退却ではない、もとの位置につくんだ(伊東孝一大尉)
日本一の中隊長たらんとす(若林東一中尉)
固守か、死か(ウォーカー中将)
楽をしたいという気持ち、ただそれだけだ(リッジウェイ中将)
統率とは何か、部下の面倒を見ることだ(白善●(ペクソンヨツプ)大将)
この戦争の勝敗は、われわれの双肩にかかっている(タル少将)
イギリスは、各員がその義務を果たすことを期待する(ネルソン中将)
 
決断と責任
いざ事があれば、奉天撃滅は二日とかからん(石原莞爾中佐)
おれは御殿場に行って切腹する(東條英機大将)
戦場で死んだ幾千の日本軍将兵の仲間入りをしたい(本間雅晴中将)
県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ(大田実少将)
陛下ノ艇ヲ沈メ部下ヲ殺ス誠ニ申シ訳ナシ(佐久間勉大尉)
自分はより危険性があっても積極策をとる(山口多聞大佐)
艦隊戦闘を、運や成行きにまかせることはできない(ゼリコー大将)
資材の補給と集結は、指揮官と幕僚の最大の責任(トハチェフスキー元帥)
わが総統、全般的な状況について申し上げる(ロンメル元帥)
われわれは市を守り抜くか、死ぬかであります(チュイコフ中将)
作戦が失敗した場合の、すべての責任は私にある(アイゼンハワー大将)
勝利は、危険のなかにこそ存在する(パットン中将)
この攻撃にきみたちの首を賭けてくれ(バンフリート中将)
銃口を空に向けて三発撃つと、敵は降伏する約束(牟田口廉也中将)
帰ればまた来られる。帰ろう(木村昌福少将)
この冨永が乗って体当たりをする決心である(冨永恭次中将)
敵機群の横腹に向かってみずから最後には突入する(阿南惟幾大将)
これができないで負ければ、真の亡国になる(大西瀧治郎中将)
損害を与えられそうな目標めがけて全速力で突っ込む(ドゥーリトル中佐)
本日天気晴朗ナレ共波高シ(秋山真之中佐)
 
士気と誇り
断じて戦うところ死中おのずから活あるを信ず(栗林忠道中将)
その「わずか」という言葉は慎め(西竹一中佐)
女に殺されるなら、いいではないか(林大八大佐)
自分は兵がかわいそうだからやったのです(安藤輝三大尉)
戦争は負けた。しかし、われわれのスマトラは負けぬ(武藤章中将)
攻撃する、損害を与える、じゃない。殱滅せよ(シュワルツコフ大将)
侵略者に破滅的打撃を与えてやろうではないか(シャロン少将)
勝敗は、奉天のプラットホームで決まっていた(ホフマン中佐)
今日における支那青年の欠陥は、「道徳」です(張作霖将軍)
〈ビスマルク〉は、誇りとともに身を沈めていった(トヴェイ大将)
米軍の将校たちは母校のネクタイをしていないね(アレグザンダー大将)
飛行機では帰らない。私は歩いていく(スティルウェル中将)
将校が兵士より先に逃げていいのか(リッドベルク中将)
敵が馬鹿なら、公平な機会を与えるわけにはいかない(オルデンドルフ少将)
新しい伝統を築くには三〇〇年かかるだろう(カニンガム大将)
貴様たちになくて、敵にあるのはガッツなんだ(エドソン中佐)
海兵隊員の唯一の装甲は一枚のカーキ・シャツだけ(ジュリアン・スミス少将)
退却だと、とんでもない。新たな正面に攻撃するのだ(オリバー・スミス少将)
貴下は抗日東北連軍の師長にすぎなかったでなはないか(彭徳懐元帥)
腹を切りたければ、戦が終わってからやってくれ(中井増太郎少将)
飛行長、湊川だよ(野中五郎少佐)
たとえ蛆虫になろうとも、国を愛する忠誠心だけは(廣森達郎中尉)
我輩も最後には軍刀を振るって突撃する考えである(牛島満中将)
 
戦略と思想
軍備に制限は加えられても、訓練に制限はない(東郷平八郎元帥)
日本軍の体質を根本的に改善しないかぎり落伍する(小林順一郎中佐)
第一に必要なことは、新たなる軍事思想の懐持である(井上芳佐少佐)
明日の戦争準備、はたして完了しあるや(吉田悳中将)
天皇機関説排撃などと、騒ぎまわるのはよろしくない(渡辺錠太郎大将)
今後における陸軍の動向は、実に寒心に堪えません(宇垣一成)
奇襲こそが戦争で成功を収める最大の要素である(マッカーサー元帥)
私は諸君の友人としてここに来た(グラント将軍)
戦いは敵が選んだ治療法である(シャーマン将軍)
私はまったく自由に爆撃を行なうことができた(ハリス中将)
命令の基本は、つねに攻撃的でなければならない(バーシング大将)
危機にさいして必要なのは、もっと攻撃的な司令官だ(ニミッツ大将)
何よりも陸海空の協力が必要だ(ハルゼー中将)
兵士そのものが陸軍なのだ(エイブラムス大将)
どのような火器の改良も、攻撃側に力を付与する(フォッシュ中佐)
軍隊は、変革を加えようとするものに、恐れを抱く(ド・ゴール中佐)
軍事に関する指針は、軍人のみによって示される(モルトケ元帥)
必ず戦争になる。わが右翼を強大ならしめよ(シュリーフェン元帥)
無私にして黙々たる任務完遂の精神これなり(ゼークト大将)
合法的政権に忠誠を尽くし、奉仕する所存である(マンシュタイン元帥)
貴官の栄達のために学ばせたのではない(児玉源太郎大将)
私が付与する命令を厳格に実施せよ(ナポレオン・ボナバルト将軍)
 
編集をおえて
 
写真提供(U.S.DOD/U.S.Army/U.S.Navy/Royal Navy/British Army/イスラエル国防軍/『軍事研究』/F.E.P.コレクション)